石原新党に期待する「一源三流の精神」! / 国家構想「救国八策」の達成に「血」を流す覚悟で!
2月8日の産経新聞によると東京都の石原知事がたちあがれ日本の平沼代表らとともに結成を目指す新党の結成趣旨書にあたる「結党の精神」の草案が7日、分かったと報じた。
同紙によると、
「建国の精神に立ち戻り、保守と現状打破の調和という第三の道をもとめる」として、日本の建国の精神を「征服や支配、略奪ではなく、共存と協和、生産であって、今日の平和と繁栄もまた、自然を慈しみ、神々を畏敬し、和を尊んできた伝統的精神のたまもの」と定義。その上で、日本が直面している諸課題は「文明の衝突や文化の摩擦によってもたらされた混乱で、競争原理や二者択一の論理では解決できない」と指摘した。新党は建国の精神に基づきながら、第三極としての立場から国家の運営を目指すとしている。
また、新党の政策は幕末の志士、坂本龍馬が示した国家構想「船中八策」になぞらえ「救国八策」と命名することを検討している。
(1)国家再建(憲法・教育)(2)政治改革(3)経済政策(4)外交防衛(5)国土再建(防災・農業)(6)構造改革(7)行政改革(8)明日への希望-の8項目に分類した。すでに政策草案で明らかになっている自主憲法の制定や政府紙幣100兆円の発行などの具体的政策に加え、新たに2020年の五輪招致や羽田空港を中心とした「東洋一のハブ空港」建設など国家プロジェクトも明記する方針であるという。
石原新党には大いに期待するとともに、新党の結党精神としては、「一源三流」を是非とも掲げてもらいたい。
最近の政治家や問題となる企業の幹部等の態度、姿勢を見るにつけ、何故このような責任感、使命感のない人間が出来上がったのか不思議でならない。
大東亜戦争で国と愛する人のために命をささげた幾多の英霊、戦後驚異的な復興を成し遂げた企業戦士、皆に共通していたのは戦中、戦後を問わず文字通り「戦士」そのものである。戦士とは命を賭けて戦う人である。
そして彼ら「戦士」の精神はまさに「一源三流」そのものであったと私は思っている。
一源三流とは、人間の身体から流れ出るものには3つのもの、血と汗と涙がある。そしてこの三流は誠の心という一つの源から流れ出るという教えであり、私の海自現役時代の座右の銘でもあった。
一源三流は江戸期の儒者、伊藤仁斎の言葉だという説もあり、幕末の剣豪、無刀流の創始者である山岡鉄舟が唱えたという説もあるが、いずれも、三流の源は一つでそれは誠の心であり、この誠の心から三つの流れがほとばしる。三つの流れは「血」と「汗」と「涙」である。国や正義を守るためには命を賭けて「血」を流す。自分や家族のために全身全霊を込めて働き「汗」を流す。友や人と喜怒哀楽を分かち合い共に「涙」を流す。
この「一源三流」の精神こそが今の日本人、とりわけ政治家に求められている精神である。
日本人はもともと勤勉で使命感、責任感が強く、明治天皇の御製「敷島の大和心の雄々しさは事ある時にぞ現れにけり」にもあるように日本人は古来から一朝有事に際しては和して雄々しくなる人種である。今の日本はまさに日本存亡の岐路に立つ有事である。
石原新党が「一源三流」の精神を以て、命を賭けて「救国八策」を遂行され、良き日本国が再生できるよう期待するとともに、私も全力で支援する所存である。
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