
今年も間もなく8月15日がやってくる。そして私は毎年見つめる2枚の写真がある。
上の写真は、知覧飛行場で陸軍特別攻撃隊振武隊の出撃を桜の小枝を振って見送る知覧高女の生徒たちです。
毅然と別れを告げる整備兵とは対照的に皆がうつむいて見送っています。
まともに特攻隊員の顔を見ることができなかったのでしょう。
皆涙を流しているのであろうことは想像に難くありません。
私の母親も当時、海軍鹿屋航空基地に奉仕隊として動員され、海軍の特攻隊員を何回も見送った話を良く聞かせてくれました。母親の話では八重桜や山桜の小枝や手作りの人形を操縦席一杯に飾って見送ったという。

上の写真は特攻隊員の出撃前の写真です。
中央の若者が子犬を抱いている飛行服姿の5人の若者が笑って写っています。
昭和20年(1945年)5月26日に写されたと言われる写真で、この5人の若者は翌日早朝、特攻隊員として沖縄の空に出撃し散華されました。
写っているのは、明日の死を覚悟しているとは思えない少年たちの笑顔・・・そして日本人の優しさと思いやりそのものを発露している童顔です。
写真中央で子犬を抱く少年飛行兵は、群馬県桐生市宮前出身の荒木幸雄陸軍伍長。
当時17歳と2ヶ月です。撮影場所は万世飛行場と言われています。
散る桜 残る桜も 散る桜
散りて美し大和桜
君のため 何か惜しまん 若桜 散って甲斐ある 命なりせば
この様な言葉を辞世の句として残して飛び立った特攻隊員たちです。
如何に国の為、故郷の為、愛する人を守るためと覚悟を決めて飛び立ったとはいえ、最後に見下ろした日本の景色に何を想ったか、心中を察するに目頭が熱くなります。
そのような先人たちに想いを馳せる8月15日が今年もやってきます。
人間は二度死ぬという言葉があります。
1度目は肉体の生命を終える時であり、生ある生き物が避けては通れない宿命であり、
2度目はこの世の世界からすっかり忘れ去られた時だそうです。
人間の本当の死はこの2度目の死ではないかと思います。
8月15日は
古来より、数多くの国難に際し、武器を手に敢然と立ち向かい、その命を捧げて日本を護った特攻隊員をはじめとする多くの英霊に感謝を捧げる日ではないでしょうか。
と同時に、先人の想いを引き継ぎ、先人にあなた達が命をかけて守って下さった素晴らしい日本を私たちが守り、後世につなぎますという決意を新たにする日ではないでしょうか。
お盆の墓参りに墓石に刻まれた祖先の名前を一人ずつ再確認し、祖先に感謝するのも同じです。
大東亜戦争において先人たちは日本本土への連合軍の上陸作戦を阻止するために絶対に降伏しないという強い意志を示すために太平洋の島々で玉砕し、20歳に満たない若者たちが体当たりの特攻攻撃を行いました。
今私たちが日本人として、戦いを好まない心優しい人種として、この世に生きているのも先人たちが命を捧げて守って下さったお蔭です。
そのような先人たちに感謝を込めて供養する日が8月15日ではないでしょうか。
下の動画は、YouTubeにUPされている「凛として愛」の映画です。
この映画は右翼思想ではありません。日本で起こった歴史の事実です。
ホンの70分の中で日本の正しい歴史が凝縮されています。
まさに8月15日に日本人が等しく観るべき映画です。この映画を観て我々の極近い祖先、英霊に感謝しない日本人はいないでしょう!
是非ご覧ください。
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