漁船1000隻が尖閣へ / 間違っても海上自衛隊を海警行動で現場に投入するな! 海上自衛隊は防衛事態に備えよ!/ 海自OB(予備役)の招集(再雇用)の検討も必要!
中国の漁船1万隻が東シナ海に同時に出漁しそのうちの1000隻が本日9月18日には尖閣周辺海域に展開するとの情報が流れている。まさに平成の「元寇」である。

中国国内での反日デモ、破壊、放火、暴行、略奪を見るとこれが現代人少なくとも世界第2位の経済力をもつ中国人のすることかと思う。

我々日本人の価値観で中国人や韓国人を判断してはならない。
日本車に乗っていただけで煉瓦で頭を殴られた中国人の男性、瀕死の重傷を負っている写真がネット上に流れている。この光景をみると通州事件を思い出したのは私だけではあるまい。あまりにも残酷なので写真は小さく掲載した。更にこの残酷なシーンを携帯で撮影している若者達、日本人と違う人種であるのは間違いない。

要するに中国人気質は我々日本人とは異なり理解できるものではない。このような暴動と集団での過激性を見るだけで普通の日本人は南京大虐殺を日本人が行ったとは誰も思う筈がない。
今回1000隻もの大漁船団が尖閣諸島周辺に押しかけ、その中の多くの漁船に工作員や軍人が私服で乗船しているのは明白である。
工作漁民の上陸は、尖閣を占領する意図を持った侵略行為であり、そのために領海内に突入する漁船は無害通航には該当せず即銃撃して破壊が可能である。
だが、今は事態を軍事衝突にエスカレートさせる時ではない。
中国は、海洋監視船を送り込み、海上保安庁の調査活動を妨害し、尖閣の領海も侵犯した海監は日本による尖閣の実効支配を崩すことを明言している。
決して挑発に乗ってならない。
今回彼らは海保の対応の程度を見ながら上陸を試みるだろう。
多数の漁船の突入、或いは夜間の潜水による上陸が想像されるが、海保に領海12マイル付近での侵入阻止と夜間については海自のP3CのIR監視装置で十分な警戒ができる。
海自のP3Cのと海保の連携が今回は最も重要である。P3Cで周辺海域の漁船団の動きの正確な把握は可能であり、海保へのリアルタイムな情報提供も可能である。
今回は決して上陸させてはならない。万が一上陸されても直ちに拘束、抑留できる態勢構築に万全を期すべきである。
そして海上自衛隊の艦艇を決して海警行動で海保の兵力に追加して現場に投入してはならない。
優秀な海自の艦艇は、漁船等を強制排除する接舷、衝角任務のために作られているものではない。
海自の艦艇は防衛事態に備えての準備を整えて布陣しておけばよい。
東シナ海の島嶼を利用した水上戦は海自が20年間徹底的に研究、検証し作り上げた戦術であり、完璧である。全く恐れるにたらず。
海自艦艇、潜水艦は東シナ海の暗岩、沈船、潮の渦(エディー)、潮目(フロント)は我が庭のように知悉しており、空水潜協同作戦は米海軍をもはるかに凌ぐレベルである。
万が一中国海軍と対峙しても何ら心配することはない。
私たち海自OB(予備役)も退官後10年程度は現役の艦長に復帰できる自信を持っている。
海自OBで65歳までの艦長経験者だけでも約300人おり、半数以上はいつでも招集に応えてくれると確信している。
旧海軍の良き精神と伝統を引き継いでいる海上自衛官に定年後も誇りと使命を感じている。
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