平成25年4月24日朝刊の1面「春秋」の記事を読み愕然とし怒りで震えた。麻生副総理や国会議員の靖国神社参拝に対して中韓が馬鹿の一つ覚えみたいに騒いでいることに対する日経新聞のコラムである。
・・・・・・・・・・・・日経新聞「春秋」抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(略)・・・副総理で財務相の麻生太郎さん・・・・・(略)
▼かように注目される大物なのだから、ここは自重する手もあったはずだ。しかし遠慮は美徳ならざるのが麻生流か、春季例大祭にあわせて靖国神社を参拝し、中国や韓国の反発を招いている。
一般閣僚の参拝には批判を控えてきた中韓も、こういう目立つ人を相手に黙っていては自国民に示しがつかないのかも知れない。
▼これだけ諍い(いさかい)のもとになる「靖国」だが、昨日は国会議員168人が集団参拝した。
それぞれに思いはあろうし、麻生さんの振る舞いと同一視することはないけれど、やはり靖国は何かと悩ましい。
日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯合祀の事実はとりわけ重く、昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。
・・・以下略
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抜粋した記事の前半の内容は、日経新聞が中韓政府を代弁しているかのような表現である。
抜粋記事後半で怒りを覚えるのは、「日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯合祀の事実はとりわけ重く、昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。」というコメントである。
先日の中山斉彬国会議員の国会質問がネット世界では大炎上し、マスコミによる偏向報道の事実が広く暴露され、ネットで様々な事実が拡散され
日本もようやく自虐史観から脱皮できると思った矢先の日経新聞の「日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯」と「昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。」とのコメントには今更ながら呆れる。
日本経済新聞社が設置した「富田メモ研究委員会」の不可解な結論付を引きずり未だに天皇が靖国参拝をされなくなったのは「A級戦犯合祀」が原因と主張している。
天皇が靖国参拝をされなくなったのは1978年のA級戦犯合祀の3年前の1975年からであり、この頃何があったかというと、「私的参拝」「公的参拝」論争です。
1975年、三木武夫首相が,戦後の首相としては初めて,終戦記念日に靖国神社を参拝しました。
この時,政教分離の原則に反するのではないかとの議論になり三木首相は「私的参拝である。」と言い切っています。
このとき私的参拝四原則と掲げたのが次の4項目です。
1 公用車を使用しない。(実際にタクシーで行かれた)
2 玉串料は私費から支出する。
3 記帳する際には肩書きを書かない。
4 公職者を随行しない。
この1975年の11月21日に昭和天皇は靖国神社と千鳥が淵戦没者墓苑に参拝しておられます。
この両陛下の参拝に際して国会で両陛下の参拝は私的参拝か公式参拝かと議論になっています。
天皇がなさる行事は全て公式行事であるため、私的参拝はあり得ず天皇自ら参拝すると国会で論争が起こる。
そのような状況下で天皇陛下がが靖国神社に参拝される訳がない。・・・これが普通の日本人が受け入れる自然な感覚ではないですか。
政教分離とか私的・公的参拝とか日本の伝統的な文化、精神構造を否定しようとする力に対しては断固と立ち向かおう。
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