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浜田和幸参議院議員の自民党離党と菅改造内閣の総務政務官就任



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浜田和幸参議院議員が自民党を離党し、菅改造内閣の総務政務官に就任した。

浜田和幸議員


管首相の相も変わらずのドタバタ劇には驚きもしないが、そのような誘いに乗る58歳の自民党議員がいたとは驚きである。

特に、浜田議員はテレビでコメンテーターとしてもそれなりの発言をされることから多少は期待していたが、彼のブログでの言い訳とも思える叫びを見ると情けなくなる。

27日の浜田議員のブログによると

決意表明と題して

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管首相の無為無策、無節操な政治手法 / 筋金入りの市民運動家




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東日本大震災発災の約2か月前の1月24日から始まった150日間の通常国会の会期は閉会日の6月22日に70日間延期され、8月31日までとなった。

会期の70日間延長が決まった22日には記者会見も行われず、退陣時期をめぐる首相の発言もなかった。

前回の記者会見は6月2日であり、冒頭で内閣不信任決議案の採決に触れ、大差で信任されたと羞恥心、真の反省心のかけらもみられず自慢げに発言した。

6.27記者会見
     6月22日 記者会見時の管総理


まさに茶番、ペテンの声はどこ吹く風のごとく馬鹿丸出しの記者会見であった。

その記者会見から約1か月ぶりの27日に会見が行われた。

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鄭和(ていわ)の南海遠征と中国海軍の太平洋進出




東日本大震災から約3か月経過し、相変わらずの管首相の居座り無策政権が継続しているのをあざ笑うかのように6月8日に中国艦隊の主力艦隊8隻が南西諸島を通過し太平洋に展開した。

潜水艦は確認されていないが、潜水艦救難艦も随伴していることから潜水艦も1~2隻は同行していると思われる。

彼らは過去、大隅海峡等の国際海峡や他国の排他的経済水域で領海に近いところを航行する際、潜水艦は無害航行ルールに基づいて浮上して航行するのが常であったが、過去に日本からは何の政治的、外交的干渉もないことから今回は堂々と潜水して展開中である。明らかに日本国は無視されている。

以前、本ブログで述べた第1列島線のSea Control Area の制海権の確保を確実なものにするために第2列島線内での作戦能力の強化を本格的に開始したものと思う。

第2列島線で米軍及び同盟軍(日本を含む。)の来援を阻止できれば、南沙、台湾海峡、東シナ海で自由な軍事行動が可能となる。 極めて危惧されるシナリオの序曲は既に始まっている。

中国艦隊の増強の過程を目の当たりに見ると、中国の海洋権益の獲得に関する執拗なまでの執念は約600年前の鄭和の南海遠征にまで遡れる。

中国の海洋戦略、尖閣問題で折に触れ、中国の「鄭和(ていわ)の南海大遠征」について書いたが、本日はこの鄭和について紹介したいと思う。

    図3   chobo-hyoshi.gif
         鄭和

鄭和は1405年に永楽帝の命を受け、約200隻、総乗組員約2万7800名余りの大艦隊を率いて、第1回南海遠征に出発、以後、1433年までの間に合計7回もの遠征を実施した中国の英雄として中国海軍が今でも崇拝している提督である。

このことは中国海軍の士官候補生を教育する練習艦に命名されていることからも理解できる。

最近の尖閣問題、東シナ海のガス田開発、中国海軍の増強等をみるにつけ、私が海自現役時代の2005年に中国各地で盛大に実施された鄭和の南海遠征600周年行事を思い出さずにはおれない。

   600周年      gv-28.jpg
  鄭和の大航海600年記念切手   鄭和下西洋600周年記念切手

中国国内の運送、造船、海洋事業および港湾施設建設の成果を展示し、航海や海洋関連の記念事業が数多く実施され、祈念切手も発行された。これはまさしく鄭和の大航海の偉業を称え、熱愛祖国の愛国心を発揚し、本格的な海洋進出のキックオフだった。

 鄭和は1371年現在の中国南部・雲南省に生まれた。彼の一族は代々イスラム教徒であり、モンゴルが中国を支配していた元の時代には、色目人、いわゆる西方系民族であった。

明となり、彼の故郷である雲南省が明によって征服された時、彼は明軍に捕らえられ、宦官(かんがん:東洋諸国で後宮に仕えた虚勢男子、宮刑に処せられた者、異民族の捕虜などから採用されたが、後には志望者にも任用した。常に君主に近接し重用されて政権を左右することも多かった。)にされた。

その後、永楽帝に仕え、そこで彼は、才能を次第に発揮、人々の注目を集めるところとなっていく。そして、1405年7月11日、永楽帝の命を受け、約200隻、総乗組員約2万7800名余りの大艦隊を率いて、第1回南海遠征に出発、以後、1433年までの間に合計7回の遠征を実施した。

当時の明は、第3代皇帝の永楽帝の時代にあり、建国時における国内の混乱がようやく収まった時期であった。ちなみに永楽帝の即位時期は日本においては、室町時代の足利義満の時代にあたる。

明は国内が安定し、永楽帝は、国外との交易により、発展をのぞむようになり、安定した交通路の確保が必要であり、当時、シルクロードをはじめとする内陸の交通路は、モンゴルをはじめとする各種異民族の支配下にあり、たびたび、万里の長城をこえて侵入してくる彼らの支配下を通過することは、非常にリスクを伴うものであった。

永楽帝は、内陸部交通路の確保のため、5回にわたりモンゴル征伐を実施するも、成果は得られず、内陸の交通路に変わる海上交通路を開拓する必要があったため、鄭和に南海遠征を命じた。

鄭和に命じた理由については、1番の理由としては、彼が漢民族でなく、かつ、イスラム教徒であることが、遠征先の人々に受け入れられやすいと永楽帝が判断したためとみられている。

ensei1.jpg

1回次から3回次までは、現在の江蘇省・劉家港を出港した後、マラッカ海峡・セイロン島を経由し、カルカッタに到着した。

マラッカ海峡においては、海賊征伐を実施し、これまで明と国交がなかった東南アジア諸国が続々と明に朝貢するようになった。また、東南アジアに中国人が進出することとなり、これらが後に華僑と呼ばれる人々の先がけとなっている。

昨今のソマリア沖海賊対応に中国海軍が真っ先に艦艇部隊を派遣したのもこの思想の継続かと納得できる。

ensei2.jpg

続く第4回次から7回次、カルカッタまでは1から3回次と同じで、その後は、ホルムズ経由アラビア半島南部のアデンまで進出、また、途中で別れた別働隊は、アフリカ東岸のマリンデイにまで達している。


遠征時に使用された船は宝船と呼ばれるジャンク船の一種であり、記録によれば、長さ173m・幅56m・重量500t、乗員は200名といわれる。
宝船(復元)


次表は、鄭和・バスコダ・ガマ・コロンブスが指揮した船隊の規模を表で比較したものであり、数値は中国側の文献資料等によるものである。

図8


大航海時代のヨーロッパの航海目的は、当時、貴重品であった香辛料を、陸路のアラビア商人を介することなく、直接手に入れることや未知の土地の発見、開拓であったのに対し、

中国の大航海は、鄭和の大艦隊による南シナ海やインド洋の海外覇権の樹立によって、外国からの朝貢を促し、海外の品を入手することであった。

また、靖難の変により、簒奪(さんだつ)という手段で帝位についた永楽帝は、国内の批判を払拭するため、他国の朝貢を多く受け入れる儒教的な皇帝を演出することにより、自らの継承を正当化しょうとする政治的側面も考えられる。

南沙・西沙に引き続く尖閣問題は600年前から続く覇権主義に基づく手法においては現在においても全く同様であり、その目的も延々と受け継がれていると言える。


中国海軍は士官候補生を乗せて遠洋航海実習を行う練習艦を「鄭和」と命名し、毎年北米、インド洋沿岸国等を訪問している。
練習艦

上の写真は2009年11月5日、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校訪問のため、中国海軍の士官候補生約350名を乗せて江田内に入港中の写真である。

 中国海軍は、約606年前の鄭和の南海遠征以来、虎視眈眈として海洋遠征を準備し、今や時は来たと思っているとしか思えない。

孫子の兵法に曰く、「彼(か)を知り、己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知れば一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず殆し。」




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内閣不信任案に賛成、欠席・棄権した民主党議員を称える





 6月2日の内閣不信任決議案採決で賛成、欠席・棄権議員は除籍処分すると言われている状況下で、政治家個人の責任として信念に基づき賛成、欠席・棄権を選択した次に示す民主党議員(敬称略)に敬意の拍手を送り顕彰したいと思う。(ただし、当然のことながら局面では姿を消す小沢一郎氏は称賛から除く。)
 

【賛成議員:2名】
 松木謙公(北海道12区:札幌)、横粂勝仁(比例南関東:横須賀)


 【欠席・棄権議員:15名】
 小沢一郎(岩手4区)、田中真紀子(新潟5区)、内山晃(千葉7区)、太田和美(福島2区)、岡島一正(千葉3区)、古賀敬章(福岡4区)、石原洋三郎(福島1区)、笠原多見子(比例東海:岐阜)、金子健一(比例南関東:千葉11区)、川島智太郎(比例東京:大分:極真会)、木内孝胤(東京9区)、黒田雄(千葉2区)、瑞慶覧長敏(沖縄4区)、三宅雪子(比例北関東:群馬)、三輪信昭(比例東海:三重)


赤字で示した3名は、本年2月17日に発起した民主党政権交代に責任を持つ会」(会長:渡辺浩一郎、会長代行:豊田潤多郎、幹事長:笠原多見子、構成員:16名のメンバーである。


 会長、会長代行以下11名は鳴り物入りで結成した組織にも拘わらず、民主党内の派閥争いが主目的であったと判断せざるを得ない。

賛成、欠席・棄権を行った議員は程度の差はあれ、除籍処分等を恐れず、政治家として自己保身に固執せず、国家、国民のための政治信念を曲げず、伝統的な日本人文化である強い羞恥心を有する方々であったと敬意を表したい。

他の議員は派閥の親分の単なる1駒、1株に過ぎず、政治家にとって最も必要な信念と志がないとしか言い様がない。

これを要するに、お粗末な民主党の体制、体質を恥ずかしげもなく衆知に曝したことになる。


民主党議員よ!

一度でいいから鹿児島県の知覧、鹿屋の特攻資料館に赴き、約65年前に良き日本文化、日本国の存続を願って散華された多くの若き特攻隊員の写真と遺書をじっくり見てきて欲しい。

特攻隊員の写真の眼を見て己の進むべき道を考えたら自ずと指針は得られると保証します。






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内閣不信任決議の茶番劇/民主党の終焉



6月2日の内閣不信任案の採択についてはこれで少しはまともな政界再編になるかと期待していたが、管首相と側近の方便、真正直過ぎる鳩山前総理の早とちり、大事な時には現場離脱の常習犯小沢前民主党代表の三つ巴の駆け引きにより、明らかに可決か政界再編に帰結すると大方が予測していた状況から一転して民主党存続の保身政策に執着し大差で否決される結果となる呆れるほどの醜態であった。

民主党議員の政治家としての使命感のなさ、日本人としての義と節操のなさ、また個々の人間としての人格のなさには今更ながら呆れ果て、これで民主党の終焉は更に早くなった。
不信任案否決


昨夜配信された次の記事がその後の様相を具現している。

・・・・・・菅首相は2日夜、首相官邸で記者会見し、早期退陣を強く否定し、退陣時期も明示しなかった。

首相は退陣の具体的な時期については、(中略)「新しい社会づくりの方向性に一定のめどがついた段階だ」と述べ、続投に意欲を示した。

原発事故の「一定のめど」がつく具体的な時期としては、(中略)「放射性物質の放出がほぼなくなり、冷温停止状態になること」だと説明した。

内閣不信任案採決前に鳩山前首相と会談した際に交わした覚書に関しては、「文書に書かれた以外の何らかの約束などは一切ない」と述べ、退陣時期を確約したものではないとの認識を示した。

これについて、鳩山前首相は2日、「(首相は)人を裏切っている。両院議員総会を開いて辞めさせるしかない」と周辺に語り、強い不快感を示した。
(2011年6月2日23時24分 読売新聞)・・・・・



菅総理は、わざわざ昨夜10時に記者会見を行い「目処は原子炉が冷温停止状態」と言い出した。

3月11日の東日本大震災の発災時、まさに国会で外国人献金問題を追及され桃色吐息の管総理は、側近にこの大震災で任期が2年伸びたと言ったとも言われています。

こんな菅総理なら自分の保身の為なら冷温停止状態に原発が収束するのを遅らせることでもするのではないかという寒気すら感じる。

管総理は、即刻辞任してポストを後進に譲るべきである。

管総理が退陣さえすれば、大連立でさえ可能性も起き、真に新たな政権体制で日本のあらゆる人的物的資源を最大限に活用して日本再生事業が急展開するのに、何故そこまで首相の座に固執するのか不可解である。


日本人の精神構造であるならば、この様な状況になれば、潔く身を引くはずなのに、ホントに管直人氏の言動、精神構造は不可解で悍ましい。





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