瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール(軍艦行進曲/軍艦マーチ)
瀬戸口藤吉翁は、

私のこよなく愛する故郷の鹿児島県垂水市出身の旧海軍軍楽師で明治30年頃に行進曲「軍艦」いわゆる軍艦行進曲(軍艦マーチ)を作曲した日本吹奏楽の創始者的存在です。
彼が作曲した軍艦マーチは、旧日本海軍はもとより現在の海上自衛隊でも公式に演奏され、また世界的にも評価の高い行進曲です。
瀬戸口藤吉翁の記念碑は垂水市本町の下宮神社にあります。


碑には次のように顕彰されている。
翁は1868年(明治元年)この地に生まれこの海を見て育ったものしずかな人であった
ひとすじの道として音楽を選び海軍軍楽隊に入る
1897年海洋と人間への感動を「軍艦マーチ」に託して世に戻った
南国的情熱の飛動する明朗なこの曲は当時の日本を象徴した民族の賛歌であり
たちまちにして全世界の憧憬の的となった翁は1941年74歳で逝ったが
この名曲と共に永久にわれわれの胸に生き続けるであろう
海上自衛隊の音楽隊は毎年、この碑を訪問し、慰霊の演奏を行っています。

また、垂水市は瀬戸口藤吉翁を顕彰し、あわせて行進曲の発展のため平成11年から瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールを開催しています。
このコンクールは一風変わっており、演奏曲は2曲で瀬戸口藤吉翁作曲の行進曲の課題曲と自由曲の行進曲です。
小学校の部から一般の部までありますが課題曲は軍艦行進曲(軍艦マーチ)と愛国行進曲の演奏が多いようです。昨年は口蹄疫関連で直前に中止されましたが、今年は例年どおり6月に開催されるそうです。
私も過去に海自の護衛隊司令をしていた時に、護衛艦3隻を率いて行事を支援し、行進曲コンクールを見学したことがあります。

海上自衛隊音楽隊の軍艦マーチの演奏には慣れていますが、小中学校のブラスバンドの演奏する軍艦マーチは、海自音楽隊の演奏より私の心にインパクトがあり、感動で身震いしたのを未だに忘れられません。
このコンクールでグランプリに輝いた女子が主体の中学校のブラスバンドによる軍艦マーチの演奏を見つけました。
ここをクリックしてお聴き下さい → 第7回グランプリ受賞団体演奏
女性主体の中学生バンドの軍艦マーチは感動ものです。
最近の日本人は、軍艦マーチはパチンコ屋のテーマソングと思っている人が多いようです。
いつ頃からパチンコ屋のテーマソングとなったのでしょうか?
元海上自衛隊東京音楽隊長の谷村政次郎氏は、長年に亘り瀬戸口藤吉軍楽師の研究を行い、その集大成として「行進曲『軍艦』百年の航跡」大村書店、を2000年に出版されました。
彼の研究成果によると、戦後の占領下の東京目黒のパチンコ屋で朝の開店の際、わが者顔で闊歩する占領軍の兵士を見た店主が腹いせに軍艦マーチを流したら多くの日本人の客が店に入ってきたそうです。それ以来、パチンコ屋の毎朝の開店時のテーマソングになったそうです。
色んな意味で目から鱗の内容で興味のある方は一読をお薦めします。(アマゾンで調べたら古本がありました。)また、氏は垂水市の記念コンクールの審査員等としてコンクールを支援しておられました。
垂水市が市を挙げて取り組んでいる瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールに是非一度足を運んでみられることをお勧めします。
CDの最後にある瀬戸口藤吉翁の講演録音「音楽と国民精神、音楽と戦争」はすばらしい内容です。
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郷什塾は → ここから訪問できます!
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私のこよなく愛する故郷の鹿児島県垂水市出身の旧海軍軍楽師で明治30年頃に行進曲「軍艦」いわゆる軍艦行進曲(軍艦マーチ)を作曲した日本吹奏楽の創始者的存在です。
彼が作曲した軍艦マーチは、旧日本海軍はもとより現在の海上自衛隊でも公式に演奏され、また世界的にも評価の高い行進曲です。
瀬戸口藤吉翁の記念碑は垂水市本町の下宮神社にあります。


碑には次のように顕彰されている。
翁は1868年(明治元年)この地に生まれこの海を見て育ったものしずかな人であった
ひとすじの道として音楽を選び海軍軍楽隊に入る
1897年海洋と人間への感動を「軍艦マーチ」に託して世に戻った
南国的情熱の飛動する明朗なこの曲は当時の日本を象徴した民族の賛歌であり
たちまちにして全世界の憧憬の的となった翁は1941年74歳で逝ったが
この名曲と共に永久にわれわれの胸に生き続けるであろう
海上自衛隊の音楽隊は毎年、この碑を訪問し、慰霊の演奏を行っています。

また、垂水市は瀬戸口藤吉翁を顕彰し、あわせて行進曲の発展のため平成11年から瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールを開催しています。
このコンクールは一風変わっており、演奏曲は2曲で瀬戸口藤吉翁作曲の行進曲の課題曲と自由曲の行進曲です。
小学校の部から一般の部までありますが課題曲は軍艦行進曲(軍艦マーチ)と愛国行進曲の演奏が多いようです。昨年は口蹄疫関連で直前に中止されましたが、今年は例年どおり6月に開催されるそうです。
私も過去に海自の護衛隊司令をしていた時に、護衛艦3隻を率いて行事を支援し、行進曲コンクールを見学したことがあります。

海上自衛隊音楽隊の軍艦マーチの演奏には慣れていますが、小中学校のブラスバンドの演奏する軍艦マーチは、海自音楽隊の演奏より私の心にインパクトがあり、感動で身震いしたのを未だに忘れられません。
このコンクールでグランプリに輝いた女子が主体の中学校のブラスバンドによる軍艦マーチの演奏を見つけました。
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女性主体の中学生バンドの軍艦マーチは感動ものです。
最近の日本人は、軍艦マーチはパチンコ屋のテーマソングと思っている人が多いようです。
いつ頃からパチンコ屋のテーマソングとなったのでしょうか?
元海上自衛隊東京音楽隊長の谷村政次郎氏は、長年に亘り瀬戸口藤吉軍楽師の研究を行い、その集大成として「行進曲『軍艦』百年の航跡」大村書店、を2000年に出版されました。
彼の研究成果によると、戦後の占領下の東京目黒のパチンコ屋で朝の開店の際、わが者顔で闊歩する占領軍の兵士を見た店主が腹いせに軍艦マーチを流したら多くの日本人の客が店に入ってきたそうです。それ以来、パチンコ屋の毎朝の開店時のテーマソングになったそうです。
色んな意味で目から鱗の内容で興味のある方は一読をお薦めします。(アマゾンで調べたら古本がありました。)また、氏は垂水市の記念コンクールの審査員等としてコンクールを支援しておられました。
垂水市が市を挙げて取り組んでいる瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールに是非一度足を運んでみられることをお勧めします。
CDの最後にある瀬戸口藤吉翁の講演録音「音楽と国民精神、音楽と戦争」はすばらしい内容です。
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