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仙石長官と柳田法相の発言に思う


柳田法相が地元での国政報告会で、国会答弁は「個別の事案についてはお答えを差し控えます」「法と証拠に基づいて適切にやっております」の二つだけ覚えれば済むと発言して国会軽視として問題になり、問責決議、補正予算の審議関連で実質的に罷免された。

思うに、この発言は本当に国会軽視か?
私はそうは思わない。

野党議員は自分たちが国会の場でこれらの発言に対して反論もできないことに対する自分達の能力を見下した発言とは思わないのだろうか?

自分達が馬鹿にされているのを棚に上げ、国会軽視にすりかえているのは、今の民主党政権の責任転嫁戦略と変わらない。

それよりも本質的に問題なのは仙石長官の「暴力装置」発言だ。

日本防衛のために多くの私的な犠牲を払い、身命を賭して任務を遂行する覚悟の自衛隊員をどれだけ傷つけたか想像を絶するものがある。


今更いくら深謝しても取り返しはつかず、ましてや政府の中枢に存在すること自体が日本国民として恥ずべき状態である。


北朝鮮の砲撃問題で半島情勢が緊張しているため野党は仙石長官の問責決議を先送りにするとの報道も流れているが、それでよいのか?

自衛隊を「暴力装置」と国会の場で発言する国を守る気概もない政治家は即刻議員を辞すべきである。

仙石長官には日本国民を守る意思は感じられない。彼は何を守ろうとしているのか? 
情けないことこの上ない。



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テーマ : おもうこと
ジャンル : ブログ

仙石発言の大罪


ある分野で世界的に活躍しておられる某女史と昨夜久しぶりに夕食をとる機会があった。

彼女は自殺防止のためのボランティア活動や自衛隊員を励まし支援する会で二十数年活動しておられる方であり、これらの活動に自費を投じてそれこそ命がけで取り組んでおられる。

彼女の口癖は世のために自分の全てを捧げたい、そしてそのためにはまず自衛隊員を守ることが不可欠だとのお考えで自衛隊を支援する活動を長年に亘り精力的に実施されている。

その方が、昨日涙を流して話された。

自衛隊が外国の侵略はもとより、日本の美しい文化、伝統を守る最後の砦で最後の頼みの綱であるとの信念のもとで過去20年以上、必死に自衛隊を支援する活動を行ってきたが、

先日の仙石長官の「暴力装置」発言を聞いた時、全身の力が抜け、私たちの長年の血の滲む努力が水の泡になった気がした。

この悔しさをどこにぶつけたらよいのかと大粒の涙を流して訴えられた。

仙石氏は、今回の「暴力」発言が日本の安全保障はもとより日本人の心にどれほど不利益をもたらしたか自覚しておられるのだろうか。

彼の今回の発言は日本国民に唾を吐きつけるようなものであり、特に自衛隊員の深層心理に及ぼした悪影響は計り知れず、取り返しのつかない大罪である。



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神風が吹いたとは不謹慎極まりない


北朝鮮の砲撃事案で半島情勢は予断を許さない状況に変わりはない。

マスコミは政府の対応(日本政府の正式コメントの発表)が遅かったとか、情報伝達、危機管理体制が云々と相変わらず能天気な報道をしている。

ましてや、本日の一部の報道によると、政府内に今回の北朝鮮の無謀極まりない攻撃を瀕死の管内閣を救う神風が吹いたとかいう輩がいるとのことである。

ホントに情けない恥知らずの内閣である。

神風は古来、日本を救う究極の風であり、指導力も方向性もない、国民を守る姿勢すら感じられない現内閣を守る風ではない。

全く不謹慎極まりない。

現在のような軍事的事態が生起したら、総理は自衛隊の最高指揮官として速やかに防衛省の指揮所に赴き、正確な情報の把握に努め、

統幕長、各幕僚長等から不測事態に備えた種々の対応能力、対応案を聴取の上、国家方針を決定すべきである。

自衛隊に対する個人的偏見を有する閣僚が存在し、気概も責任感もリーダーシップのない官邸には所詮無理な注文なのであろうか。

しかしながら、今後の情勢の急変によっては、現政権で半島有事に初動対応せざるを得ないことになり、官房長官等の特殊な思想の持ち主を罷免し、直ちに内閣を刷新して健全な態勢に立て直すべきである。

邦人保護、難民対応、日本防衛等、法的処置も必要な多くの課題が山積みである。


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国旗掲揚と自衛隊教育入隊の義務化について


久しぶりにブログを更新したら、早速コメントが入り、特に学生の自衛隊教育入隊については心強いコメントでありましたのでここに紹介します。

<定年前憂国親父さんからのコメント>

毎回楽しみに拝見しています。しばらくアップされなかったので風邪でもひかれたかと案じておりました。

さて、今回もまた憂国オヤジの高見にはあっぱれ!!頭が下がります。

祝日には日の丸を掲げるのは当たり前だと考えておりますが、たしかに街では見かけなくなりました。

去年から行き出した千葉県君津に上総富士ゴルフクラブという古くからのゴルフ場があり、ここは祝日はクラブハウスはもちろん、各ホールのピンフラッグが日の丸です。爽快ですが、小市民の小生にとっては虞多いのか腕が伴わないのか旗に当ることはありません。

学校卒業後自衛隊入隊の件小生も20年ほど前に世間に向けて提言しておりましたが、当時は誰からも賛同を得られず、お蔵入りになっていました。

定職に就けない若者が500万人もいて、日本の将来が案じられる状況をどうにかせんといかんという郷什塾長の憂国心に賛同します。

徴兵ではないが、卒業後1年間自衛隊で人としての訓練を受け、災害救援やへき地支援などにあたるかもしくは、高齢者介護施設で相互扶助を学ぶ。

その間の身分は準公務員扱いとし、いずれも国が生活の面倒を見て、小遣い程度とはいえ給料を払う。

これに200万人が対象となるとしても一人当たり180万円で3兆6千億円である。それで山間僻地が明るさを取り戻し、高齢者がいきいきしたら安いものだ。

出す一方ではない。介護に掛かる費用もその分減るし、労働関係費もたすかる。

ぜひ、良いことずくめの社会人になる前のカリキュラムとしての自衛隊入隊を制度化する案に賛同します。

<以上>

全く心強いコメントであり、このような思いの方が全国に多数おられることを信じて郷什塾の充実も含め一層頑張りたいと思います。





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浜田和幸参議院議員の自民党離党と菅改造内閣の総務政務官就任



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浜田和幸参議院議員が自民党を離党し、菅改造内閣の総務政務官に就任した。

浜田和幸議員


管首相の相も変わらずのドタバタ劇には驚きもしないが、そのような誘いに乗る58歳の自民党議員がいたとは驚きである。

特に、浜田議員はテレビでコメンテーターとしてもそれなりの発言をされることから多少は期待していたが、彼のブログでの言い訳とも思える叫びを見ると情けなくなる。

27日の浜田議員のブログによると

決意表明と題して

続きを読む

ソウルの日本大使館前に慰安婦の碑 / 国交断絶にも値する愚行



読売onlineニュースより・・・・・
 「韓国・ソウルの日本大使館前にいわゆる従軍慰安婦問題を連想させる少女のブロンズ像が14日設置され、日本政府は即日、韓国政府に抗議した。
 武藤正敏・駐韓国大使が韓国外交通商省の朴錫煥(パクソクファン)第1次官に少女像の早期撤去を申し入れたが、解決の糸口は見えていない。
 少女像は高さ1メートル20。韓国の民間団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」が設置した。
 武藤氏は朴第1次官に対し、「建設が強行されたことは誠に残念だ」と強調した。早期撤去の要求は、大使館の保護などを定めたウィーン条約第22条2項を根拠としており、日本側は少女像の設置が「公館の威厳の侵害の防止」の責務に反するとの見解だ。
 これに対し、朴第1次官は「慰安婦問題は日本政府が解決に向けて努力すべきだ」と述べるにとどめた。」
(2011年12月15日00時32分 読売新聞)慰安婦像



それにしてもこの国際化時代に呆れた行為であり、運動する反日組織も組織ながら韓国政府も情けない。更に弱腰外交の日本政府も相も変わらずその威厳も尊厳もない散々な為体である。

また、日本のマスコミも像設置のニュースと在日韓国人による日本外務省を取り囲む人間の鎖のニュースは大々的に報道するが、これに対する日本の市民のデモは報道せず、右翼の反対活動のみ報道する。

「慰安婦は強制連行された性奴隷というのは真っ赤な嘘です!もうとっくにバレています!元慰安婦に日本政府は謝罪も補償もする必要はありません!慰安婦への新たな基金は必要ありません!日本政府と外務省は毅然とした態度をとって下さい!水曜デモに参加する日本の国会議員よ 恥を知りなさい!日本軍は強姦魔ではありません!
私たちのお父さん、お祖父ちゃん、ひいお祖父ちゃんの名誉を傷つける嘘は止めなさい!
これが普通の日本女性の思いです!」

と訴える「正しい歴史を次世代に繋ぐネットワーク」が中心となって行った『慰安婦の嘘は許しません!なでしこアクション2011』という抗議集会等は一切報道されない。

韓流ブームに火をつけることしかしない摩訶不思議なマスコミには全く期待していないが、日本政府と外務省だけは毅然とした態度で臨むべきである。

そもそも「従軍慰安婦問題」は

元陸軍軍人で作家の吉田清治が1983年に『私の戦争犯罪』を出版し、朝日新聞や赤旗で自身の「戦争犯罪」の告白を展開し、韓国で講演と謝罪を行ったのが発端であり、この内容も1989年に韓国の地元紙が捏造と報じている。当の吉田も「人権屋に利用された私が悪かった」と告白している。

戦前には日本国内と同様に外地にも慰安所が存在したのは周知の事実であるが、軍による強制連行はあり得なかった。反日勢力のたかりのための捏造である。

当時の日本兵の給料は、月に13円、将校クラスで25円だったそうで、当時、売春婦の朝鮮人女性は、月に1000円、稼ぎの良い人は2000円だったとも言われている。

来日して補償を叫んだ売春婦の老婆たちは売春婦当時、当時のお金で5万円の貯金があったとも言われている。現在の相場で言えば10億円相当の貯金があったことになる。

不甲斐ない日本外交の結果、在外公館の尊厳に関わる重大な事態に及んだ今、もはや断じて座視すべきではない。国家の品格など微塵も感じられない韓国政府に対しては毅然とした態度で臨むべきである。
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大東亜戦争終結から29年間、フィリピン・ルバング島で帝国軍人として過ごし、1974年3月に帰国された小野田寛郎さんが書かれた「私が見た従軍慰安婦の正体」は、今一度読み返すべき内容であり、多少長くなるので次回のブログで永久保存することとする。
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私が見た従軍慰安婦の正体-小野田寛郎元陸軍少尉



小野田少尉1小野田少尉2


大東亜戦争終結から29年間、フィリピン・ルバング島で帝国軍人として過ごされ、1974年3月に帰国された小野田寛郎元陸軍少尉が残された「私が見た従軍慰安婦の正体」は、韓国が未だに従軍慰安婦問題を取り上げている今こそ読み返すべき内容であり、永久保存版としてここに残しておきたい。

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私が見た従軍慰安婦の正体-小野田寛郎
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首相の靖国神社参拝や従軍慰安婦の問題は、全く理由のない他国からの言いがかりで、多くの方々が論じているところだ。南京大虐殺と同様多言を弄することもあるまいと感じていたのだが、未だに妄言・暴言が消え去らない馬鹿さ加減に呆れている。

戦後六十年、大東亜戦争に出征し戦場に生きた者たちが少なくなりつつある現今、私は証言として、「慰安婦」は完全な「商行為」であったことを書き残そうと考えた。

外地に出動して駐屯する部隊にとって、治安維持と宣撫工作上最も障害になる問題は、兵士による強姦と略奪・放火である。そのためにどこの国もそれなりの対策を講じていることは周知の通りである。

大東亜戦争時、戦場には「慰安婦」は確かに存在した。当時は公娼が認められている時代だったのだから至極当然である。

野戦に出征した将兵でなくとも、一般に誰でも「従軍看護婦」と言う言葉は常識として知っていたが、「従軍慰安婦」と言う言葉は聞いた者も、また、使った者もいまい。

それは日本を貶める為に後日作った造語であることは確かだ。

淫らな言葉だが、中国戦線では「ツンコ・ピー」「チョウセン・ピー」と呼んでいた筈であるが、他の人の見ている所でする筈のないことだけに、「慰安所」のことも「慰安婦」のことも、公の場で自己の見聞を正確に発表する人が少ない。

あまり詳しいと「よく知ってるね」と冷笑されるのが落ちだろう。

では何故、君は、と私に聞かれるだろうが、幸い私はその実態を外から観察出来る立場にあったから、何も臆することなく、世の誤解を解くために発表することが出来るのだ。


◆漢口の「慰安所」を見学

商社員として十七歳の春、中国揚子江中流の漢口(現武漢)に渡った私は、日本軍が占領してまだ五カ月しか経っていない、言わば硝煙のにおいが残っている様な街に住むことになった。

当時、漢口の街は難民区・中華区・日華区・フランス租界・日本租界・旧ドイツ租界・旧ロシア租界・旧英国租界に分かれていて地区ごとにそれぞれ事情に合った警備体制が敷かれていた。

日華区とは日本人と中国人とが混じって住んでいる地区で、そこに住む中国人は中華区に住む者と同様「良民証」を携帯しており、そうでない者は警備上難民区に住まされていた。

難民区は日本兵も出入りを禁止されていて、私たち在留邦人は届け出て許可を得なければ出入り出来なかった。それだけ危険な場所だった。

私は、仕事が貿易商だから、難民区以外はよく歩いた。

ある日、汚れた軍服を着た兵士に「慰安所はどこか知りませんか」と路上で尋ねられ、一瞬思い当たらず戸惑った。しかし看板に黒々と「漢口特殊慰安所」と書いて壁に掲げていて、その前に歩哨と「憲兵」の腕章をつけた兵隊が立っている場所を思い出したのでその通り教えてあげた。

映画館と同様に日華区にあった。汚れた軍服から推測して、作戦から帰ってきた兵士に間違いない。街を警備している兵士は、そんな汚れた軍服で外出してないからだ。私は「特殊慰安所」か、なるほど作戦から帰った兵士には慰安が必要だろう。

小遣い銭もないだろうから無料で餅・饅頭・うどん他がサービスされるのだろうと早合点していた。
ところが、私の知人が営む商社は日用品雑貨の他に畳の輸入もしていて、それを「慰安所」にコンドームなどと一緒に納入していたので「慰安所」の出入りが自由であった。

彼に誘われて一般在留邦人が入れない場所だから、これ幸いと見学に行った。 私たちは、憲兵に集金の用件を話してまず仕事を済ませた。

日が暮れていたので「お茶っぴき」(客の無い遊女)が大勢出てきて、経営者と私たちの雑談に入ろうとしてきたが追い払われた。

そこには内地人も鮮人も中国人もいた
(現在、鮮人は差別用語とみなされ、使われない。しかし朝鮮半島が日本統治だった当時は「日本人、朝鮮人」などと言おうものなら彼らに猛烈に反駁された。彼らも日本人なのだからと言う理由である)。

群がってきた彼女たちは商売熱心に私たちに媚びてきた。憲兵は特別な事情の時以外は、部屋の中まで調べに来ないからである。料金は女性の出身地によって上中下がある。

また、利用時間も兵士は外出の門限が日没までだから日中に限られるが、下士官は門限が長く、将校になれば終夜利用出来る。料金も階級の上の方が割高で、女性たちは当然、同じ時間で多く稼げることになる。

半島出身者に
「コチョ(伍長─下士官)かと思ったらヘイチョウ(兵長─兵士)か」
「精神決めてトットと上がれ ネタン(値段)は寝間でペンキョウ(勉強)する」とか、笑うどころではない涙ぐましいまでの努力をしているのも聞いた。

内地人のある娼妓は「内地ではなかなか足を洗えないが、ここで働けば半年か一年で洗える」といい、中には「一日に二十七人の客の相手をした」と豪語するつわものもいた。


◆どこにもいなかった「性的奴隷」

ここで親しくなった経営者の話を紹介しよう。

「体力的に大差がない筈なのに、内地人は兵士たちと言葉が通じるために情が通うのか、本気でサービスして商売を忘れ健康を害してしまう。そのために送り返さねぱならず、経営者にとって利益が少ない。兵隊さんには内地人ばかりで営業するのが本当だが」と本音を漏らしていた。

私の育った街には花柳界があったので、芸妓と酌婦をよく眼にしたが、当時は玄人女と呼ばれた彼女たちの外出姿でも一般の女性と見分けることが出来た。その目で見れば漢口の街でも同様だったが、特に朝鮮人の女たちは特色があった。

というのは彼女たちは数人で外出してくるのだが、民族衣装ではなく、着慣れないツーピースの洋装のせいで着こなしが悪く、また歩き方にも特徴があって一目で見分けられた。

彼女たちは実に明るく楽しそうだった。

その姿からは今どきおおげさに騒がれている「性的奴隷」に該当する様な影はどこにも見いだせなかった。
確かに、昔からの言葉に、「高利貸しと女郎屋の亭主は畳の上で往生出来ぬ」というのがあった。

明治時代になって人身売買が禁止され「前借」と形は変わったが、娘にとっては売り飛ばされた」ことに変わりはなかった。

先述の「足を洗う」とは前借の完済を終えて自由の身になることを言うのだが、半島ではあくどく詐欺的な手段で女を集めた者がいると言う話はしばしば聞いた。

騙された女性は本当に気の毒だが、中にはこんな話もある。
「『従軍看護婦募集』と騙されて慰安婦にされた。
私は高等女学校出身なのに」と兵士や下士官を涙で騙して規定の料金以外に金をせしめているしたたかな女もいた。

またそれを信じ込んでいた純な兵士もいたことも事実である。日本統治で日本語が通じた故の笑えない喜劇でもある。

ところで、その「慰安所」にどれだけの金が流れたのだろうか。

これが「慰安婦」が「商行為」であった確かな事実である。

私の次兄が主計将校で、漢口にある軍司令部に直接関係ある野戦衣糧廠にいたので「慰安所」について次のような統計があると教えてくれた。

当時、漢口周辺には約三十三万人という兵力が駐屯していたが、ある理由で全軍の兵士の金銭出納帖を調べた。
三分の一が飲食費、三分の一が郵便貯金、三分の一が「慰安所」への支出だった。

貯金は給料の僅かな兵士たちにとって嬉しいことではなかったが、上司から躾として教えられている手前せざるを得なかったのが実情だった。

私も初年兵として一ケ年、江西省南昌にいたが、食べたいのを我慢して貯金した。
一人の兵士がそれぞれ三等分して使った訳ではないだろうが、人間の三大欲は食欲、睡眠欲と性欲と言われるだけに、貯金を睡眠に置き換えると全く物差しで測った様な数字である。

ちなみに当時の給料は兵は一カ月平均十三円程で、その三分の一を約四円として計算すると三十三万人で総額約百三十二万円になる。

「零戦」など戦闘機一機の価格は三万円と言われたが、実に四十四機分にも相当する。
サラリーマンの初任給が四十円そこそこの頃だったのだから、経理部の驚くのも無理のない話である。

以上が、私が商社員として約三年半の間、外部から眺め、また聞き得た「慰安所」と「慰安婦」の実態である。

私が漢口を去った昭和十七年夏以降に、漢口兵站(作戦軍の後方にあって車両・軍需品の前送・補給・修理・後方連絡線の確保などに任ずる機関)の副官で「慰安所」等を監督した将校の著した『漢口兵站』と照合してみたが、地名・位置等について多少の相違点は見いだしたが、本題の「慰安所」について相違はなく、より内情が詳しく記されていた。

これでは誰がどう考えても「商行為」であるとしか言いようがないだろう。

「商行為」ではない、軍による「性的奴隷」であるとそれでも強弁するとすれば、知らな過ぎるのか、愚かで騙されているのか、そうでなければ関西人が冗談めかして言う「いくらか貰うてんの?」なのかもしれないが、あまりにも馬鹿げた話である。


◆問題にして騒ぎ出す者たちの狙い

次に、軍関与の暴論について証言する。

私は二十歳で現役兵として入隊、直ちに中支の江西省南昌の部隊に出征した。初年兵教育が終わって作戦参加、次いで幹部候補生教育、途中また作戦と、一ケ年一度の外出も貰えずに久留米の予備士官学校に入校してしまったから、外出して「慰安所」の門を潜る機会に恵まれなかった。

だが初年兵教育中、古い兵士には外出がある。外出の度にお土産をくれる四年兵の上等兵に「外出でありますか」と挨拶したら「オー、金が溜ったから朝鮮銀行に預金に行くんだ」と笑って返事をしてくれた。

周りは周知の隠語だからクスリと笑うだけだった。

南昌には師団司令部があった。「慰安所」には内地人も朝鮮人も中国人もいて、兵士は懐次第で相手を選んで遊んだのだろう。私は幹部候補生の教育を、南昌から三十キロ以上も離れた田舎の連隊本部で受けた。

「慰安所」は連隊本部の守備陣地の一隅に鉄条網で囲まれて営業していた。教育の末期に候補生だけで本部の衛兵勤務につくことになった。もちろん勤務は二十四時間である。

私は営舎係だったので歩哨に立たないから何度も歩哨を引率して巡察に出た。巡察区域の中に「慰安所」も含まれていた。前線の歩哨は常時戦闘準備をしている。

兵舎内の不寝番でさえ同様だ。鉄帽を被り、銃には弾を装填し夜間はもちろん着剣である。その姿で「慰安所」の周囲だけならまだしも、屋内も巡察し、責任者の差し出す現在の利用者数の記録を確認する。軍規の維持とゲリラの奇襲攻撃を警戒しているからである。

考えてみるまでもない、そこで遊んでいる兵士は丸腰どころではない。もっと無防備で不用心な姿の筈である。
その将兵を守るべき責任は部隊にあるのは当然だ。

それに性病予防の問題もある。そんな田舎に医師や病院がある筈がない。性病予防のため軍医や衛生兵が検査を実施するしかない。

「慰安所」の経営者は中国人だったし、日本では当時公認の娼妓と呼ばれた女たちも中国人だった。
彼らも食料やその他の生活用品が必要だ。

大人数なのだから、それなりの輸送手段もいる。辺鄙な場所だから部隊に頼る以外方法がない。部隊が移動する時もそうなるだろう。

私の話す湖北省の言葉もだいたい通じたので、経営者と立ち話をして彼女たちについてそれなりの様子も聞き出せた。

今でも「慰安所」の両側に部屋のある中廊下を巡察した不粋な自分の姿を思い出すが、こんな漫画にもならない風景が現実にあったのだ。

これは私の部隊だけではないと思う。 もう六十年も昔のことである。時代が変わり、また平時と戦時の違いもある。したがって娼妓(ここでは慰安婦に相当する)に対する解釈も当然変化している。

そうであるにもかかわらず、すでに証拠も不完全になっていることを幸いに、今更これを問題にして騒ぎ出す者たちの狙いは何なのか。

言えることはただ一つ、不完全だからこそ喚き散らしていれぱ、何かが得られると狙っているということだ。
戦場に身を曝し、敵弾の洗礼を受けた者として最後に言っておく。
このことだけは確かだ。

野戦に出ている軍隊は、誰が守ってくれるのだろうか。周囲がすべて敵、または敵意を抱く住民だから警戒を怠れないのだ。

自分以上に強く頼れるものが他に存在するとでも言うのならまた話は別だが、自分で自分を守るしか方法はないのだ。

軍は「慰安所」に関与したのではなく、自分たちの身を守るための行為で、それから一歩も出ていない。

「異常に多く実を結んだ果樹は枯れる前兆」で「種の保存の摂理の働き」と説明されるが、明日の命も知れぬ殺伐とした戦場の兵士たちにもこの「自然の摂理」の心理が働くと言われる。

彼らに聖人君子か、禅宗の悟りを開いた法師の真似をしろと要求することが可能なのだろうか。
現実は少ない給料の中から、その三分の一を「慰安所」に持って行ったことで証明されている。有り余った金ではなかったのだ。

「兵隊さん」と郷里の人々に旗を振って戦場に送られた名誉の兵士も、やはり若い人間なのだし、一方にはそうまでしてでも金を稼がねばならない貧しい不幸な立場の女性のいる社会が実際に存在していたのだ。

買うから売るのか売るから買うのかはともかく、地球上に人が存在する限り、誰も止めることの出来ないこの行為は続くだろう。

根源に人間が生存し続けるために必要とする性さがが存在するからだ。
「従軍慰安婦」なるものは存在せず、ただ戦場で「春を売る女性とそれを仕切る業者」が軍の弱みにつけ込んで利益率のいい仕事をしていたと言うだけのことである。

こんなことで騒がれては、被害者はむしろ高い料金を払った兵士と軍の方ではないのか。
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金正日死去に対する危機管理の甘さ / 官邸に物申す!




近いうちに来ると思っていたニュースが19日に飛び込んできた。
金総書記金総書記死亡発表

しかも、2日前の17日に金総書記は死亡していた。
2日も完全に情報を秘匿できる北朝鮮に恐れを感じる。

18日には日韓首脳が例の「慰安婦」問題で激論を交わしていたことを考えると日韓政府は共に総書記死亡の情報を持っていなかったことになる。

19日の北朝鮮の発表後の政府の対応を見ていると危機管理意識の相変わらずの低さを感じる。全てが形だけの姿勢で実体を伴わない処置、対応ばかりである。

まず、野田首相の行動である。

北朝鮮は19日の午前に正午から重大放送を行うと発表していた。
この事態は政府のクライシスマネージメントにおいて全閣僚は1時間以内に官邸に参集できるような警戒(ALERT)態勢の状況である。

野田首相は正午の重大発表を待たず11時59分に首相就任後の初めての街頭演説のため新橋駅前に向かった。

12時3分に秘書官からの総書記死亡の報告と官房長官から同5分に「戻って下さい」という連絡を受け同9分に官邸に戻ったと報道されている。

この10分間を危機管理態勢が盤石であったというかもしれないが、そもそも新橋駅前での街頭演説と北朝鮮の異様な重大発表の予告時期が競合しても街頭演説に出発すること自体問題である。

日本国の指揮官という自覚があるならば北朝鮮の重大発表に対応するのが当然である。

街頭演説は別に10分遅れようが取りやめようが問題はない。

この意識の持ち方がクライシス発生時の迅速な対応に繋がる。この確固とした意識こそがクライシスマネージメントの要点である。

ちなみに、新橋駅に街頭演説を聞きに行った友人の話では事前に準備していた蓮舫行政刷新担当大臣も早足に引き揚げたそうであるが、

今回は真っ当な日本人グループ約300人が国旗やプラカードをもって集結しており、蓮舫氏に対しては「帰れ」「どっちを向いて政治してるんだ!」等の罵声が浴びせられ、また現場の報道チームに対しては「偏向報道をするな!」等の強い抗議で退去させた模様である。
極めて健全な傾向である。当然のことながらこの種報道は一切なされていない。
新橋駅前
北朝鮮の金正日総書記死去のため、予定した街頭演説を
 野田佳彦首相が取りやめ、自らも足早に引き揚げる
 蓮舫行政刷新担当相(車上右から2人目)
 =東京都港区で2011年12月19日午後0時11分


次に安全保障会議である。

報道によると安全保障会議は午後1時から始まり、首相が関係閣僚に「十分情報を集め、警戒態勢を整えて欲しい」と指示して約10分で終了したそうである。

10分で何の安保会議ができるのか全く理解できない。

首相は金総書記の死亡に伴い、官邸に帰着後12時10分に 
①情報収集態勢の強化 
②米韓中との情報共有 
③不測事態に備えた万全の態勢
の3点を指示したそうであるが、

要は不測事態の具体的な予測と対応の準備である。

情報収集態勢、米韓等との情報共有は関係省庁及び自衛隊等の機関が行っている。

防衛相関係筋の情報として北朝鮮はノドン等のミサイル2発の発射実験を行ったという報道もあり、これが事実だとすれば海上自衛隊のイージス艦等は約1か月前から日本海に展開しており、海上自衛隊は米海軍と連携して各種の情報収集活動をしていた筈である。

安保会議において具体的な不測事態、例えば北朝鮮の内乱、大量難民の日本海流出、日本国内の原発、鉄道、水源地等に対するテロの発生等々、考えればきりがない。

これらの事態とその対処においては有事立法に期待しなければならない制約が多々ある。

これらの種々の問題を自衛隊の各幕僚長や警察庁、保安庁等の幹部から日頃聞く機会もない官邸であればなお更この機会に首相主導で聞き、必要な立法措置と各省庁の具体的な連携要領を指示しておくべきではなかったのか。

20日付の韓国各紙は、北朝鮮の金正日総書記の死去をめぐり、健康状態が良くないにもかかわらず列車で現地指導を続けたことや、死去から発表まで51時間半かかったことなど多くの謎があると報じた。

 東亜日報は「(北朝鮮の)発表で最も疑問が残る点は列車内で死去したことだ」と指摘。金総書記の健康維持は北朝鮮にとって「最優先課題」であり、体調の変化に北朝鮮当局が全く気付かないまま総書記が現地指導を続けたことは理解し難い、と指摘した。

 毎日経済は「誰かに殺害されたのではないか、という可能性が提起されている」とした。東亜日報も「強硬派の仕業ではないか」とする北朝鮮脱出住民(脱北者)出身の専門家の見方を伝えた。

という報道にもあるように、今後何が起こってもおかしくない状況であるにも拘わらず、民主党政権は東日本大震災と同様に希望的予測に基づいた対応しかしていないように感ずる。

東日本大震災においても非常事態を宣言できなかった民主党政権は2度と危機管理の過ちを犯してはならない。
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沖縄防衛局長の講話が何故公選法違反か?/そもそもこれが問題と認識され共産党議員に情報が渡ることが問題




1月31日の衆院予算委員会の集中審議で共産党の赤嶺政賢議員が公表した沖縄防衛局長の選挙権行使に関する職員講話が大きな問題となっている。

公務員の地位利用による公職選挙法違反で更迭すべきとマスコミや政治評論家が大騒ぎしている。

公正中立でないマスコミの論評をあたかも公正中立な情報と誤認識しかねない危惧は相変わらずである。

そもそも今回の講話のどこが公職選挙法違反なのか?

公務員の地位利用による政治的行為に該当するのか?

過去の政治的行為に関する判例を見れば明らかである。

国家公務員は公選法の地位利用の前に国家公務員法で政治的関与を制限されている。

真部防衛局長は防衛省が行った31日の調査に対して、

「普天間飛行場の所在地であり、市民の民意が重要だ。公務員として選挙権を行使すべきであり、棄権すべきではない。公務員として中立性、公平性に疑いを持たれないようにすることを述べた」

と説明しているという。

自衛隊員は、入隊時に「政治的活動に関与せず・・・」と宣誓する。
このことが誤解され、選挙に関心がなくなり投票に行かない者が多い。

自衛隊出身の国会議員等が現役及びOB隊員の数に比較して極めて少ないのもこの結果であろう。

自衛隊では自衛隊員である前に「良き社会人であれ!」というモットーのもとに社会人教育を行っている。

今回の講話もその一環であるのは容易に想像できる。

私も現役部隊指揮官の時は選挙の度に推薦候補がいなくても白紙投票でもいいから投票所に行って選挙権を行使せよ!それは社会人としての義務であると指導していた。

このような指導も公務員の管理職としての地位利用による公職選挙法違反になるのか?

今回の沖縄防衛局長の講話問題も同じ趣旨ではないのか?

それを誰に投票しろという圧力と感じるのは防衛省自衛隊を悪者にしようという意図が明白にでているマスコミとコメンテーターの大半を占める反日思想の評論家たちではないのか?

「普天間飛行場の所在地であり、市民の民意が重要だ。公務員として選挙権を行使すべきであり、棄権すべきではない。公務員として中立性、公平性に疑いを持たれないようにすることを述べた」という沖縄防衛局の真部局長のどこが公選法違反なのか?


今回の問題で最も憂慮すべきことは、これら一連の選挙権行使に関する指導教育的講話の情報が政治的行為としての問題講話にすり替わり、しかも内容証拠とともに共産党議員に渡ったことである。

どの様にして情報が共産党議員に流出したのかが安全保障の根幹に係る大きな問題である。

沖縄防衛局の自衛隊員の中に共産党に情報を流すものがいるのか、或いは自衛隊員の家族の中にそのような者が存在するのか?

当然のことながら防衛上の機密事項を多く取り扱う地方防衛局にこの種行為を反体制的に行う者がいることが最も本質的な問題である。

マスコミや評論家の論評を全て公正中立な正しい意見として受け入れるのは危険である。


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石原新党に期待する「一源三流の精神」! / 国家構想「救国八策」の達成に「血」を流す覚悟で!



2月8日の産経新聞によると東京都の石原知事がたちあがれ日本の平沼代表らとともに結成を目指す新党の結成趣旨書にあたる「結党の精神」の草案が7日、分かったと報じた。

同紙によると、

「建国の精神に立ち戻り、保守と現状打破の調和という第三の道をもとめる」として、日本の建国の精神を「征服や支配、略奪ではなく、共存と協和、生産であって、今日の平和と繁栄もまた、自然を慈しみ、神々を畏敬し、和を尊んできた伝統的精神のたまもの」と定義。その上で、日本が直面している諸課題は「文明の衝突や文化の摩擦によってもたらされた混乱で、競争原理や二者択一の論理では解決できない」と指摘した。新党は建国の精神に基づきながら、第三極としての立場から国家の運営を目指すとしている。

 また、新党の政策は幕末の志士、坂本龍馬が示した国家構想「船中八策」になぞらえ「救国八策」と命名することを検討している。

(1)国家再建(憲法・教育)(2)政治改革(3)経済政策(4)外交防衛(5)国土再建(防災・農業)(6)構造改革(7)行政改革(8)明日への希望-の8項目に分類した。すでに政策草案で明らかになっている自主憲法の制定や政府紙幣100兆円の発行などの具体的政策に加え、新たに2020年の五輪招致や羽田空港を中心とした「東洋一のハブ空港」建設など国家プロジェクトも明記する方針であるという。

石原新党には大いに期待するとともに、新党の結党精神としては、「一源三流」を是非とも掲げてもらいたい。

最近の政治家や問題となる企業の幹部等の態度、姿勢を見るにつけ、何故このような責任感、使命感のない人間が出来上がったのか不思議でならない。


大東亜戦争で国と愛する人のために命をささげた幾多の英霊、戦後驚異的な復興を成し遂げた企業戦士、皆に共通していたのは戦中、戦後を問わず文字通り「戦士」そのものである。戦士とは命を賭けて戦う人である。

そして彼ら「戦士」の精神はまさに「一源三流」そのものであったと私は思っている。

一源三流とは、人間の身体から流れ出るものには3つのもの、血と汗と涙がある。そしてこの三流は誠の心という一つの源から流れ出るという教えであり、私の海自現役時代の座右の銘でもあった。

一源三流は江戸期の儒者、伊藤仁斎の言葉だという説もあり、幕末の剣豪、無刀流の創始者である山岡鉄舟が唱えたという説もあるが、いずれも、三流の源は一つでそれは誠の心であり、この誠の心から三つの流れがほとばしる。三つの流れは「血」と「汗」と「涙」である。国や正義を守るためには命を賭けて「血」を流す。自分や家族のために全身全霊を込めて働き「汗」を流す。友や人と喜怒哀楽を分かち合い共に「涙」を流す。

この「一源三流」の精神こそが今の日本人、とりわけ政治家に求められている精神である。

日本人はもともと勤勉で使命感、責任感が強く、明治天皇の御製「敷島の大和心の雄々しさは事ある時にぞ現れにけり」にもあるように日本人は古来から一朝有事に際しては和して雄々しくなる人種である。今の日本はまさに日本存亡の岐路に立つ有事である。

石原新党が「一源三流」の精神を以て、命を賭けて「救国八策」を遂行され、良き日本国が再生できるよう期待するとともに、私も全力で支援する所存である。
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信念も節操もない民主党議員 / 橋下塾に民主党衆院議員応募


全く何を考えているのか、民主党議員のやることなすこと味噌も糞もないという表現がピッタリでホントに理解に苦しむ。

「維新の会>政治塾に民主現職 衆院選へ動揺表面化
(毎日新聞 - 02月13日 20:45)
 大阪維新の会が3月に開講する「維新政治塾」への応募者が3326人に上った中に高橋昭一衆院議員(兵庫4区)ら現職の民主党国会議員が複数含まれていた。同党の輿石東幹事長は13日の記者会見で「まだ事情も分からないので処分は考えていない」と当面は静観する考えを示したが、野田内閣の支持率が低迷する中、次期衆院選へ向けた同党内の動揺が表面化した形だ。
 高橋氏以外の応募者の人数や氏名は明らかになっていないが、維新の会側は現職国会議員の入塾は認めない見通し。高橋氏は「政権交代前の国民の思いと維新の会に向いている国民の思いは同じはずで、維新の会を敵だとは考えていない。勉強すべきだと思って応募した。離党は全く考えていない」と語った。
2012年02月13日」


当の高橋議員は自分のブログで次のように述べている。

2012年02月13日
「本日の各社報道について
 本日の各社報道について、私の基本的な考え方を述べさせていただきます。
 私は、現在の維新の会への国民からの期待と、2009年の政権交代時の民主党へいただい」た期待は、まったく同種のものであると思います。 しかし、現在、与党となって、具体的に改革をすすめる段階で様々な壁が明確化し、その期待が失望に変わっていることも認めなくてはなりません。」

呆れるにもほどがある。

高橋氏は「国会議員だからダメというのは間違い。議論に参加するのは国会議員の責務。なおのこと参加すべき」と反論し、政策面の問題についても「橋下さんが主張する首相公選制も道州制も、究極の結論を言っているだけで実はみんなが思っていること。だったらオールジャパンでやるべき。今は切迫した時期なんです」と力説したともいう。

また、「一申込者に過ぎませんので、維新の決定に異存はありません。国会議員だから通してくれとは言いません」とも語ったと報道されている。

維新の会が現職国会議員は断ると言っているのは当然である。命を張ってでも政治信念を通せない政治家は即刻辞任すれば良い。税金の無駄使いである。


「現在、与党となって、具体的に改革を進める段階で様々な壁が明確化し、その期待が失望に変わっていることも認めなくてはなりません。」などと良くもぬけぬけブログで公開できるものだ。

そもそも国会議員たるもの自己の政治信念を持ち、そのためには血をも流すことは当然ではないか。それができない国会議員は即刻辞任すべきである。

橋下氏の維新塾も政治家のそのような基本資質を有する志士を集めて日本の政治、官僚、教育システムを抜本的に改革しようとするものであると信じている。

ただし、橋下氏も国民に向かって「沈没したくなかったら船に乗れ」というような踏み絵的な選択を公言するのはいささか乗り過ぎではある。

現在の民主党議員やこのような議員を作った元凶の自民党議員たちを一掃する大きな力が今の日本には求められており、その台風の目となり注目されているのが橋下維新の会であるのは間違いない。

その台風の目からまき起こる神風を期待している。

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象徴天皇は「元首」/自民改憲原案 国旗国歌の尊重明記



本日2月28日の日経新聞の第2面に小さく報道された。

その報道によると、

「自民党の憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)は28日の役員会で改正原案のとりまとめに入る。同日提示する原案で現行憲法が「象徴」としている天皇について象徴性を維持しつつも「元首」と明記。国旗国歌の尊重規定の新設も盛り込んだ。原案をもとに協議を本格化し、4月末に改憲案を決定する。原案は同党が2005年にまとめた新憲法草案を修正したもので、保守層からの支持を狙う。大規模な災害が起きた場合、首相が緊急事態を宣言すれば内閣が法律と同様の効力を持つ政令を制定できる条文を設けた。東日本大震災で指摘された対応の遅れを改善するための措置を憲法で規定する。憲法改正案を国会が発議する条件については、現行の3分の2以上から過半数の賛成に引き下げることも記した。」

という内容である。

そう言えば、2月21日の時事、産経ニュースで

『【時事】 憲法は破棄を=自民党にエール-石原都知事』
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012022101221

『【産経】 「憲法、改正より破棄を」 石原慎太郎知事 』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120221/lcl12022120590006-n1.htm

として、「東京都の石原慎太郎知事は21日、都内で開かれた都議会自民党の「新春のつどい」に出席し、憲法について、「自民党に頑張ってもらって破棄したらいい。改正しようとすると、国会の議決がいる」などと述べ、改正よりも破棄すべきだとの見解を示した。
 石原氏は「占領軍が一方的につくった憲法を独立を果たした後ずっと守っている国がありますか。こんなばかなことをしている国は日本しかない」と強調し「自民党がもう一回政権とって、『憲法を破棄しようじゃないか。それで出直そうじゃないか』と言ってもらいたい」と自民党を応援。
 また、「自民党がもうちょっとしっかりしてもらわないといけない。これまでアメリカの妾できたけど、つぎは中国の囲われ者になりますよ。命がけで頑張らないと」と訴えた。」
と報じた。

本日の日経新聞の報道は、さも次期選挙対策で保守派の支持を獲得するのがねらいとの論調が気になるが、石原知事の発言にはまさに同感であり、橋下維新の会の船中八策の首相公選制ともからむ本質的な問題である。

更にNHKは24日次の報道をした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013268041000.html

「東京都の石原知事は、24日の会見で、憲法についての考え方と新党が結成された場合の姿勢について話し、「占領のために作られた憲法と称する法律体系を続けることは、歴史的にも例がなく正当性がない。時の政府が破棄して新しい憲法を即座に作ったらいい。改正なんて手間取る」と述べ、みずからが参加して保守勢力を結集した新党が結成された場合、憲法の破棄に取り組みたいという考えを示しました。また、名古屋市の河村市長が今月20日、「いわゆる南京事件というものはなかったのではないか」と発言したことについて、石原知事は「戦争というどさくさの中で、人を殺したこともあったかもしれないが、旧日本軍が南京を占領中に40万人も殺せることは物理的に絶対にない。大事なことは検証したらいい」と述べ、双方の国で検証すべきだという考えを示しました。」

私は石原知事の主張に全く賛成である。

一国の憲法はその国の歴史、文化伝統が子々孫々に継承されるその国の価値観と日本人特有の精神基盤が明確に表現されたものでなければならない。

「人間の命は地球よりも重い」「教え子を再び戦場へ送るな」「二度と過ちは繰り返しません」などのスローガンで日教組が戦後行った自虐史教育により大半の日本人は見かけは洗脳されているように見えるが、現
実は深層的に問題点を理解している。それが日本人の日本人である所以だと思う。

明治天皇の御製の「敷島の大和心の雄々しさは事ある時にぞ現れにけり」にもあるように日本人は一朝有事に際しては和して雄々しくなる人種である。

中国の海洋進出を傍観し、北朝鮮の拉致被害者を未だに救出できない情けない国家の今の日本を本来の日本に変えるのは、党利党略の政争に走らず、また選挙対策の甘言など惑わされない真に日本国、日本国民のために命を捧げて雄々しく政道を全うできる政治家グループが今こそ必要でありその誕生は近いと確信する昨今である。
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国家公務員給与削減に物申す! / 倉稟(そうりん)満ちて礼節を知る!




2012年度から13年度の国家公務員の給与を平均7.8%引き下げる特例法の成立が報道された。
この引き下げにより約6000億円の財源が確保でき、これは震災復興に充当されるとのことである。

公務員の給与はもともと人事院が民間企業の給与水準を参考にして改定勧告を毎年実施している。2011年度の勧告は0.23%の引き下げとなっていた。民間企業の賃金が上がらなければ公務員の給与も上がらない制度になっている。

民主党政権下で震災復興が1年経過しても遅々として進まず、政争に明け暮れる政治の体たらくを棚に上げ、財源がないからと言って国家公務員の給与を7.8%も引き下げる。

本当にこのやり方はいいのだろうか? 私は極めて疑問である。仮に国家公務員の給与や待遇が民間に比して恵まれ過ぎているのであれば今回のように2年限定の時限立法ではなく全体の制度改革の中でなされるべきである。

私は約35年間海上自衛官として特別国家公務員で勤務した。
勤務期間中に給与が多いとか少ないとか思ったことは一度もなかった。

当然のことながら収入がないと生活はできないが、少なくともお金を稼ぐために働いているという気持ちはなかった。

一朝有事に備えて精強な部隊を創ること、事があれば身命を賭して任務を全うすることが全てであった。

他の自衛官も同様であり、現役時代に業務上関係した多くの国家公務員も同様の精神であった。ここが民間企業と国家公務員の根本的な相違であり、これはそれぞれの職業を選択した宿命でもある。

私は昭和52年に結婚したが、民間で働いていた妻は私の給料の低さに口には出さないも、明らかに驚いているのが分かった。私は当時護衛艦勤務であり、乗り組み手当がついていてもそうであった。日本の高度成長期、バブル期に結婚した仲間、同僚は更にその差は顕著であった。



管子(かんし) に出でくる斉の宰相・管仲(かんちゅう)の言葉で「倉稟(そうりん)満ちて礼節を知る」という教えがある。正確には「倉稟(そうりん)満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱(えいじょく)を知る。」である。

倉稟とは穀物などの食料を保存しておく倉庫のことであるが、〝今日明日の食いぶち困っている人に、礼節や・人の道を説いたところで何の意味もない。着るものや食べるものが満たされて、人は栄誉や恥辱を感じる。〞ということである。

この教えこそまさに公務員や政治家に適用できるものであり、贅沢な暮らしはできないが衣食住に困らない程度の報酬があって、仮に自分が殉死しても家族の保護に配慮がなされる国の制度があってこそ、公務員は国家、国民のために全身全霊を投入して働けるのである。


今回のように味噌も糞もなく手当たり次第財源を引き出すのではなく、日本国の繁栄を目標とした全体の制度改革を行い日本をリードすべきであり、それが政治家の使命である。
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憲法審査会の議論  /  疑問だらけの憲法論議!



本日(6月1日)の日経新聞朝刊に憲法審査会、9条を議論  自民「自衛隊を国防軍に」公明など3党、改正反対の見出しで憲法審査会で9条の改正をめぐって各党の立場の違いが鮮明になったと報じた。

審議で明確になったのは自衛隊と自衛権の位置づけであるらしい。

自民党の中谷元氏は「独立国家が国民の安全を確保するため軍隊を保有するのは常識。国防軍として憲法に位置付けるべきだ。」そして集団的自衛権について「憲法改正で行使を認めるべきだ。」と強調したとのこと。

みんなの党の柿沢未途氏は「自衛権のあり方の明確化が必要」と力説したが改憲の必要性には踏み込まず「9条について2年間の国民的議論をして国民投票を実施して最終的に決定すべきだ」とした。

新党きづなの渡辺浩一郎氏は「(9条の改憲は)自衛や国際貢献のため軍を設置するだけにとどめていけばよい。」と述べた。

一方、民主党の逢坂誠二氏は2005年の憲法提言に、拡大解釈を認めずに武力行使は必要最小限にとどめる「制約された自衛権」を盛り込んだ点などの紹介にとどめた。

公明党の赤松正雄氏は集団的自衛権の行使を禁止した政府の解釈を指示する考えを表明し「9条は今のままで良い」と述べた。

共産党の笠井亮氏は「9条は日本国憲法の真髄をなすもの」と9条改正に全面的に反対する考えを強調。社民党の照屋寛徳氏も「憲法9条の条文はいささかも変更してはいけない」と護憲の立場を明確にした。

以上が日経新聞が報じた憲法審査会の状況である。


憲法審査会の状況を見るに、あなたたちは憲法論議でも党利党略を考えて議論するのかと情けなくなる。

自民党の結党の理念は改憲ではなく自主憲法の制定ではなかったのですか?
そもそも独立国が自主憲法などど自主を付けて呼ぶこと自体問題とならないことも問題です。


自民党は今こそ日本国民の総意に基づく日本国憲法の制定を突き進めるべきではないのですか? 今こそ日本人の価値観、文化、伝統を盛り込んだ日本人の憲法を制定すべきです。

共産党、社民党、公明党の先生方!

戦後の混乱期に占領軍が日本を統治するために制定した現憲法をどうして守らなければならないのですか?

どうして占領軍の米国マッカーサー司令官が押し付けた憲法を守らなければならないのか?とても不思議です。

それとも占領軍による今の憲法は日本人が自ら自主憲法として作成したものと信じているのか?

貴方たちは貴方たちが信じる社会主義、共産主義の思想と敵対する米国の押し付けた憲法を死守しようとするのですか?

それとも今の憲法は国家感のない共産主義、社会主義の思想の理念が入っているのですか?それならそうと言ってもらいたい。

個人の権利だけちらつかせ、義務については殆ど書いてない今の憲法は共産主義、社会主義の理念に合うのですか?

国家感、国家意識のないあなたたちに日本国憲法について議論してもらいたくありません。

党利党略で憲法論議をしてもらいたくありません。

現在の国内外情勢を的確に把握し、自主独立を敢然と確保できる平和憲法を作成することが今の政治家個々人に求められている責務ではありませんか?

政治家の先生方!占領軍が占領政策が順当に行くように制定したとしか思えない現在の日本国憲法を守ろうとするのですか? 占領政策が終わり、日本が独立したら一旦占領下の憲法は廃止し新たに日本人が日本国憲法を制定するのは当たり前ではないですか?

憲法論議に関しては疑問だらけです。
どなたかこれらの疑問についてご教示いただけないでしょうか?


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許せない丹羽宇一郎駐中国大使の言動 / 即刻更迭せよ!


 玄葉光一郎外相は12日の記者会見で、丹羽宇一郎駐中国大使が東京都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入に反対を表明した問題で「私の名前で注意をしたのに対し、深い反省の意を表していることを踏まえなければならないと現時点では思う」と述べ、処分を見送る考えを改めて表明した。
丹羽駐中国大使

全く何を考えているのか。
日本の政治家はここまで腐ってしまったのか。

丹羽駐中国大使は即刻更迭すべきである。


石原東京都知事の尖閣購入発言から約1か月過ぎ寄付金も11億円を超え更に増加しつつある。これは日本国民の対中国政策、特に外交政策に対する怒りの現れに他ならない。

この様な情勢下で丹羽駐中国大使は英紙『フィナンシャル・タイムズ』によるインタビューで東京都の尖閣諸島の購入計画について、「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらすことになる」として計画を批判した。

この発言に対し、石原都知事は「知らない。言わせておけばいい」と不快感を示し、藤村官房長官は「政府の立場を表明したものでは全くない」と弁明した。

国策の推進に責任を持つべき政治家、外交官等の資質はどうなっているのか呆れる。

丹羽大使はもともと伊藤忠商事の社長、会長を歴任した人物であり中国政府の言いなりになるのは火を見るより明らかであった。

新中国の民主党政権、特に管元首相の成した結果であり、民主党政権の中では唯一まともな人間と思われる野田首相は丹羽大使を即刻更迭すべきである。

これが出来なければ野田首相も民主党の歴代首相と同類であると言わざるを得ない。

 丹羽大使起用を主導した岡田副総理も今では丹羽氏が大使として機能していないことを暗に認め、外務省内でも「伊藤忠が中国にモノを言えるわけがない」などと囁かれている。

この様な人物を北京に置いておくべきではなく即刻帰国させクビにすべきである。

 丹羽氏をめぐっては今回の英紙インタビューに先立つ5月4日にも、訪中した横路孝弘衆院議長と習近平国家副主席との会談に同席し問題発言をしていたことも報道されている。

 丹羽氏は習氏に対し、日本国内で石原氏による沖縄・尖閣諸島の購入表明を支持する意見が多数を占めることについて、「日本の国民感情はおかしい、日本は変わった国なんですよ」と述べていたと複数の横路氏同行筋が明かしたと言われている。

横路氏同行筋の一人は 「あの人は中国べったり。外交官じゃなくて商社マンだ。重視しているのは国益か社益か分からない」と述べたそうである。

また、丹羽氏はすでに役割を終えた対中政府開発援助(ODA)を日中関係改善のため「続けるべきだ」と主張するなど、中国側の意向に配慮を示す言動が目立ち外務省内でも問題視されている。

更に、記憶に新しいが、2011年(平成23年)、日本が北京市に新築した日本大使館に対して中国当局が、設計時には無かった吹き抜けがあるとして使用を許可しないという信じられない事態が半年に及んでいた。

この件でも丹羽氏は、北京の日本大使館の使用許可と中国が新潟市と名古屋市に総領事館用の土地を取得することを交換条件とするが如き露骨な外交取引が問題になった。

Wikipediaでの丹羽氏の紹介によると、彼の中国との関係に付いては伊藤忠商事時代からのものであり、丹羽氏らが複数の中国政府要人に多額の献金を行なっていた事実がある。事実上、これは日本からのODAによる事業を受注するための賄賂であるとされ、とりわけ丹羽氏が元首相・李鵬の子息に対して行った数十億円規模の献金については大阪国税局の摘発を受けていたことも指摘されているそうである。

とんでもない中国べったりの商社マンをよくぞ駐中国大使に任命したものである。

野田総理は彼を即刻帰国させ即日交代させるべきである。

民主党のお粗末な歴代首相と異なる国を想う心意気を国民の前に毅然と示してもらいたい。


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民主党の分裂 / 小沢一郎氏の政治家倫理としての「知恵」



「離党、衆参50人規模
小沢元代表今日決断」日経新聞の7月2日第1面の見出しである。

民主党の小沢一郎元代表は7月1日、離党について2日に最終決断する考えを示した。
消費増税関連法案の撤回要求を野田首相が拒否しているため離党を表明する意向で、元代表を支持するグループ議員のうち衆院で約40名、参院で10人超の計50人規模が離党に同調するとみられると報じている。

プラトンはその著書「理想国家論」の中で職業の代表的なものとして政治家、軍人、庶民をあげ、これらの職業人の基本徳目として政治家は「知恵」、軍人は「勇気」、庶民は「節制」であるとしている。

これはそれぞれの職業には特有の資質と倫理が要求されることを説明したものであり、職業の種類によって優先又は重視される倫理徳目が変わることを強調したものである。

しかるに小沢一郎氏に「知恵」はあるのだろうか、知恵とは物事の道理を判断し正しく処理していく能力であり、特に政治家に必須とされる知恵とは、国内外の情勢を的確に把握して日本の安全と繁栄を維持する方策を見極める能力である。

小沢氏の一連の行動を総括するに、全てが自己の利益、権力の掌握のための知恵としか思えない。これはまさに「悪知恵」である。

彼が日本国、日本国民のことを思って政治活動をしているとは到底思えない。

口では国民のためとは言われるがもはや誰もその言葉を信じず、自分の保身、名誉、権力の獲得のためとしか思えないのは殆どの日本国民が感じている事実であろう。

私が不思議でならないのは約50名もの国会議員が小沢氏に追随し造反していることである。彼らも次の選挙や資金のために小沢氏に服従しているだけの情けないウジナであるのは間違いない。

小沢一郎氏は何を考えて政治活動をしているのか?

政党の壊し屋ならまだ許せよう。しかしながら日本国の壊し屋ならば決して許してはならない。

彼の言動を見ていると日本人の歴史的な誇りと精神を壊し続けている。

最も衝撃的な事例は、約3年前の2009年9月に民主党が自民党から政権を奪取して党幹事長に就任し、12月に訪中したことである。初当選のいわゆるチルドレンを中心に、143人もの国会議員を含む6百人以上の大訪中団による実質的な朝貢訪問であった。

中国側の歓迎の宴で小沢幹事長は「人民解放軍の野戦司令官でがんばっています」と挨拶したという話は有名である。

一国を代表する政権与党の幹事長が冗談でも口にしてはならないことである。

そして胡錦濤国家主席と民主党議員のツーショット写真、あたかもスタートと一緒に撮るみたいにはしゃいでいる若手議員、思い出すだけで腹が立つというより気持ちが悪くなる。

これらの遜りが習近平国家副主席の天皇拝謁の実現、そして尖閣漁船船長の解放へとつながっているとしか思えない。

小沢一郎氏はまさに日本国の国体、日本文化、日本精神の壊し屋であるとしか思えない。

自己の一連の裁判における検察に対する恫喝的な態度等も含め、日本人が本来的に持っている誠実、謙虚さを全く持っていないと感じるのは私だけであろうか!

その様な小沢氏に政治家としての「知恵」、更には「智慧」を求めても無駄であろう。

次期国政選挙において日本国民の健全な判決に期待したい。


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陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊の防災訓練 / 自衛隊員の庁舎内立ち入りを許可したのは、台東▽荒川▽板橋▽練馬▽足立▽葛飾の6区のみ




陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊が首都直下地震を想定して都内各区に連絡要員の派出の受け入れを要請したがその対応はあまりにも腹立たしい.

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「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否
2012.7.23 01:07 (1/4ページ)[自衛隊]
陸自防災訓練

 首都直下地震への対応訓練で東京・板橋区役所に入る陸上自衛隊員=16日午後
 16日夜から17日午前にかけて行われた陸上自衛隊第1師団(東京都練馬区)の連絡要員の自衛隊員が23区に徒歩で出向き、被害状況や出動要請の有無などを確認する統合防災演習で、自衛隊側が23区に「隊員を区役所庁舎内に立ち入らせてほしい」と要請していたにもかかわらず、11区が拒否していたことが22日までの産経新聞の調べで分かった。区職員の立ち会いも要請していたが、7区の防災担当者は立ち会わなかった。要請を拒否した区には「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かした担当者もいた。(三枝玄太郎)

 隊員の立ち入りを認めなかったのは、千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北の11区。大半は「自衛隊から要請がなかった」と断った理由を説明した。

 防災担当職員が立ち会わなかったのは千代田▽中央▽港▽墨田▽世田谷▽渋谷▽中野の7区。各区とも「要請がなかった」と口をそろえる。千代田区の担当者は「いつ来て、いつ帰ったかは分からない」という。

 しかし、自衛隊は口頭で23区に(1)庁舎内に立ち入らせ、通信訓練を行う朝まで待機させてほしい(2)庁舎の駐車場を使わせてほしい(3)防災担当の職員に立ち会ってほしい-の3項目を要請していた。

 陸上自衛隊第1師団第1普通科連隊の石井一将連隊長は16日、記者団に対し、全面的な協力を得られたのは7区で、残りは「休日で人がいない。庁舎内の立ち入りを断られた区もあった」と明かした。

庁舎使用を認めた区担当者は「区民のためになる」「有意義だ」などと話していたが、3項目すべての要請を拒否したある区の担当者は「区民との接触を避けてほしい」「迷彩服姿を庁舎内で見せないでほしい」と申し入れたという。

 16日午後7時。「市街地での災害訓練反対!」「基地へ戻れ」という反対派のシュプレヒコールと、「自衛隊頑張れ」という励ましが交差するなか、陸自第1師団の隊員は練馬駐屯地を2人1組で出発した。

 最も遠い大田区に向かった隊員は17日午前3時50分、大田区役所に到着。大田区側は課長1人が対応したが、区庁舎内には入らなかった。2人を訓練終了後、練馬駐屯地まで乗せて帰る予定の自衛隊車両も、区庁舎から約300メートル離れた大田区消費者生活センターの駐車場で待機した。

 通信訓練の際には自衛隊員は大田区庁舎の中に入り、防災担当部長は区庁舎内で隊員を休憩させるなどしたが、17日未明には立ち入らせなかった。

 世田谷区には自衛隊員2人が16日午後10時~午後11時の間に到着したとみられる。世田谷区の防災担当職員が立ち会っていないため、到着時間は不明確だ。渋谷区、中野区なども(1)(2)(3)すべて実現しなかった。

 江戸川区では約3キロ離れた公園の駐車場で、江東区に着いた隊員は木場公園に泊めた車両で夜を明かした。文京、品川区は庁舎の駐車場に止めた車中泊だった。

 なぜ区側は夜通し歩いてきた自衛隊員に冷たい対応をしたのか。

例えば練馬区には市民団体が待ち構えて「市街地での災害訓練反対!」とシュプレヒコールを上げていた。「庁舎内に立ち入らせるところを見せるのはまずいという判断があった」とある区の職員は明かした。

 こうした「外圧」は23区のうち12区が「自衛隊に区の施設を使わせるな」といった内容の申し入れを区議会会派や市民団体から文書で受けていたことを取材に認めた。

今月12日には練馬区が住民監査請求を受けた。申立人の弁護士は「自衛隊員に区役所の水、電気を使わせるのは自衛隊法などに照らして違法だ」と主張している。弁護士は「訓練前に23区に電話してどういった対応を取るのか確認した」とも話した。

 自衛隊の担当者は「訓練実施が決まると、反対運動が激しくなり、拒否派の区が増えた」と説明する。

 ある区の職員は「私自身は受け入れたかった。だが話が上に行くと、プレッシャーがきつくなった。共産党などが反対するし、正直辛かった」と話した。

 もっとも自衛隊側に「根回しのまずさ」を指摘する声も複数の区の担当者からあった。「何度も内容が変わった」という担当者もいる。新宿区は16日深夜まで職員6人で待機したが、いつまでたっても来ないので練馬駐屯地に電話したら「帰りました」と言われ、面食らったという。「到着時に電話がほしかった」
 訓練の意義はほとんどの区が認めた。

台東区の担当者は「実際に自衛隊に駐車場を使ってもらうことで、地下駐車場には自衛隊車両が入るスペースがないことが分かった。やってみないと分からない」と話した。

自衛隊員の庁舎内立ち入りを許可したのは、台東▽荒川▽板橋▽練馬▽足立▽葛飾の6区。庁舎内の会議室などで待機した。文京、品川区は庁舎駐車場で車中泊。墨田区では、区の本庁舎に入らず、墨田清掃工場で待機した。

 石井連隊長の「協力してくれた」という7区は、以上の台東区など6区と墨田区を指すものとみられる。
 17日朝は、千代田区を除いたすべての区で朝から通信訓練を行った。千代田区では、同じ建物にある総務省関東総合通信局の通信に障害が生じるとして行わなかった。

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以上が陸自の災害派遣訓練に対する東京都各区の対応の状況である。

3.11東日本大震災で日本国中であれほど自衛隊の活躍に感謝し、多くの感謝の本や写真集が出版され、自衛隊の本質や意義も日本国民に理解されてきたと多少安堵していた矢先の出来事である。

反日市民運動家や反日弁護士、マスコミの主要配置を占める反日左翼の力はこれほど強いのか危惧の念を強くした。

特に100人中100人全てがこの訓練は区民のためになるという重要性を認識している区役所の防災担当者が尻込みする反対勢力の不当な力の実体を明らかにしてこれを排除しなければ日本は本当にダメになる。

以下に示す書評は日心会http://www.nippon-kokoro.com/のメールマガジンで入手した内容であるが、自衛隊OBとして自衛官の人間としての真の姿を現していると感じたので長くなるが参考に掲載する。

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書評:「自衛隊と東日本大震災」
陸軍予科士官学校61期 戸塚 新 

本書の著者は防大26期、卒業して任官せず、毎日新聞社に入り、目下、社会部編集委員の職にある。
かつて同じ台上に学んだ同期生や先輩後輩が未曾有の国難にどう対処したか、それをこうした経歴の新聞記者がどのように見、感じたかに興味があり読んだ。

大震災と自衛隊について『偕行』は何度も取り上げた。
それを取り纏めた立場の者として、先に読後感を書いてしまう。

本書は偕行社の従前会員が読まれるに値する。
自衛隊が、日本軍の良き面を如何に伝承しているか、日本軍の悪しき面を払拭して如何に見事な軍隊を作り上げたかを如実に読み取れるからである。

日本の軍隊のあり方としては、これで我々は安心して冥土に行けると思える。
然しこの見事な国軍を掣肘し、貶め、侮辱している政治については、我々はこのまま眠れない。
余生の残される限り、自衛隊を国防軍として認めよと声を挙げ続けなければならない。
それを感じさせる本である。

地元多賀城の陸自第22普通科連隊の国友昭連隊長は、前年に宮城県との災害派遣協定を改訂、各中隊を担当地域に徒歩行進(行軍)させていた。
住民に戦闘服の集団に馴れて貰い、隊員に地形を覚えさせ、自治体の担当者に顔を売っておく作戦だった。

強い揺れを感じた連隊長は直ぐに久納雄二第6師団長に携帯電話を入れた。
ひと言「出します」「よし、出せ」それだけだったという(本書182頁)。

直ちに出動態勢の整った車輌列を津波が襲った光景は既報した。
発災後、直ちに行動したのはもちろん多賀城ばかりではなく全ての陸自が動いた。

海自は大震災発災後6分に史上初の「全稼働艦艇出港」という命令を出した。
動ける艦艇は全て何でもいいから三陸沖に向かえと命じたのである(84頁)。

修理でドックに入っていた艦も急遽出港し、訓練で海外にいた艦も反転してきた。
米海軍の幹部から「こんなに早く全艦艇を出せる能力は世界一だぜ」と言われた海自の幹部がいる。

これらのことはその時点で国民は知らない。
だが救命に尽力する陸自のヘリは、史上初めてNHKテレビニュースの画面に陸上自衛隊の文字を映し出させた。

そして世界が自衛隊の活動を認識したのは多分、原発へのヘリ放水である。
実はヘリの呼ばれる前に原発では既に自衛隊の奮闘が続いていた。

危機的状況にある原発を水で冷やさなくてはと、核・放射線兵器や生物・化学兵器に通暁した陸自中央特殊武器防護隊に「自衛隊さんしかやってくれる機関がない」と現地対策本部から要請があった。
14日朝、作業にかかろうとした時に3号機建屋が水素爆発を起こし、岩熊真司隊長以下が負傷している(18頁)。

岩熊隊長は治療後第一線に戻った。
しかし情報が不確実で然も混乱しており、要請による任務では責任を持てないので、陸自中央即応集団宮島俊信司令官が自衛隊の原発対処を担うことになった。

放射性物質の放出を停めなくては国際社会が許さないだろう。
アメリカは自国民の保護もあり苛立って、16日には駐日米国大使が、「今日中に大量の水を放水する必要がある」と迫ったという(28頁)。

16日のヘリによる上空の観測では、線量は毎時247ミリシーベルト、とてもやれる状況ではないが、菅の回想(毎日新聞)によると 「なんとかと言ったら、折木良一統幕長が『国民を守る責任を負っている立場ですからやります』と言て、折木統幕長と話した」
宮島司令官は金丸章彦第1ヘリコプター団長に電話し「明日は何があっても撒け」。条件は付けない単純明快な命令だった。

そして放水作戦の出動者の「選考はどうする」と聞いたところ金丸団長は「そのまま、いきます」と、つまり危険な任務だからといって、特に志願とか選考の必要はない。 ローティションのままで出すと答えた。

 待ちかねたりと工兵の
 誰か後れを取るべきや
   与謝野寛作詞「爆弾三勇士の歌」

放水作戦の直後に菅はオバマ大統領と電話協議をした。オバマは言った。「テレビで見たよ。素晴らしい」(35頁)、この作戦が放映されて以後、東証株価の下落は止まった。

宮島司令官はこの時点から米軍が本気になり、全ての面で協力的になっていくのを感じたという。
放水の効果は十分ではなかったと伝えられるが、決死行で第1ヘリ団は国を救ったのである。

これだけの貢献をしながら、そのヘリが木更津に戻った時、駐屯地の幹部は丁度潮干狩りの時期の地元が、放射能を持ち帰ったのではと問題にしないかと心配したという。切ない話だ。

ともかくも水を入れるという対処を陸自ヘリが見せたために、自衛隊・消防・警察の各機関が方向を見出した。陸海空自衛隊の救難消防車が現地に集結し水を入れた。全国の消防隊も投入された。

これと東電の工事関係、警察の機動隊が入り乱れて混乱している。

ハイチから飛んで帰った田浦正人中央即応集団副司令官は、現地に貼り着いていて「これは不味い」と思い、現地対策本部長の松下経済産業副大臣に役所の垣根を越えた中央での調整が必要と告げた。

そのためかどうかは分からないが、翌日に原子力災害対策本部の海江田経済産業大臣と統合対策本部の細野首相補佐官の連名で、放水関連の実施要領は自衛隊が中心になり調整し、実施については自衛隊が一元管理することという指示書が届いた。

これまで地方公務員である警察・消防を、特別職国家公務員である自衛隊が指揮することなど、如何なる事態でもなかった。 緊急の、限定された局面でのことだが、田浦副司令官の一石は日本の危機管理に風穴を開けたのだ。

消防隊の特殊消防車が到着したが、瓦礫で容易に近づけない。作戦の立て直しをしていたところ海江田大臣が切れた。「早く始めろ」「処分するぞ」「もういい、消防は下がれ、自衛隊がやれ」。

これを聞いた現地指揮官の田浦は交代命令を即座に拒否した。

「大臣に言ってくれ。今から交代するのに3時間掛かる。その間に消防は水を出せる。
それから放水の本職に代われなどとは絶対に言えませんと言え」。
横の消防隊長が有り難うと田浦の手を握った。

田浦副司令官の隊員から聞き取ったメモがある。
被爆地域に突入する放水車に
「お前は独身で将来があるから残れ」
「独身だから私が行きます。班長に何かあったら、新婚の奥様に合わせる顔がありません」
「希望は募らないで、行けと言って下さい。行くに決まっているのですから」
「原発に行くと言ったら、妻は『ガン保険に入っとく?』と笑顔をつくり、横で8歳の息子が『お父さん、自衛隊かっこいい!』と飛び跳ねていた」

田浦副司令官には大きな仕事があった。
強い余震は続いており、最悪の事態が起きた時に原発敷地内で働く官民1千人をどうして避難させるか。

駒門から74戦車が2両呼んである。
非常の際は上に掴まらせて瓦礫の中も疾走できる。
霞目には担架を積めるように改装したCH47輸送ヘリを常時待機させた。

極めつきは96式装輪装甲車8両を手すりを付けて改装し、作業員にしがみついて貰って全速力で現場を離れられるように、近くで中央即応連隊が密かに訓練を繰り返していた。

田浦は第1原発の吉田所長に面会を求めて、いざとなれば先ず我々に情報をくれ、皆さんの退避は引き受けるからと告げた。

菅の指示に反して海水注水を続行した剛腹の吉田所長が、この時は「自衛隊は我々の待避まで考えていてくれるのですか。知りませんでした」と田浦の手を握って泣いたという。

此処は戸塚の感想だが、「軍の主たるところは戦闘にある」と結果的に居留民を見捨てた帝国陸軍とは発想が違う。
この田浦陸将補は今、前川原の陸自幹部候補生学校の校長である。

以下も戸塚の感想、イラクの番匠幸一郎隊長も後に幹部候補生学校校長に補された。
歴代陸自は素晴らしい人選をしている。

我々61期の予科士官学校長はあろうことかビルマから戻された牟田口廉也中将であった。
陸軍は将校生徒の精神教育を主とする予科士の校長を予備役代わりの閑職として適当と思ったのであろう。
幸い我々は校長の教育など全く受けていないが。

陸自全てが精鋭であろうが、特に精鋭中の精鋭と自他ともに許す習志野の第1空挺団は、どういうわけか、原発周辺の住民の避難誘導支援や、残っている住民を一戸一戸訪ねて家族構成や自力避難能力を聞き取り調査するなどの地味な慣れない作業に当たっていた。

全ての住民の生活状況を確認するなど、空挺の任務とおよそ関係ないようだが、山之上哲郎第1空挺団長は、将来離島防衛などで、住民が残っている中での任務遂行という局面があるかも知れない。非常に良い教訓を得た(161頁)と言っている。

ここにも帝国陸軍と違う発想を見る。
そうは言っても「空の神兵」の末裔としては力のやり場のない毎日に、火箱芳文陸幕長が視察に来た時、5代前の空挺団長であった陸幕長に隊員は「団長」と呼びかけた。

「何かに使って下さい」。
陸幕長はスピーカーで答えた。
「おー、お前ら、元気か。分かっている。お前らは、いざとなった時、原発に突入させるから。その時は俺もそこに行くからな」。

原発に最悪事態が起きた時に、「これに負けたら国は滅びる。だから何かあつたら」陸幕長は命知らずの空挺隊員を投入するため現地周辺においていた。

こうした「防大出」だから取れたのであろう突っ込んだ記事に満ちていて読み応えがある。
ご推薦する。


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災害派遣訓練における自衛隊員の受け入れを断った東京都の区の区長さん、区役所関係者の皆さん!あなたたちの区役所は何のためにあるのですか?

大規模震災に際してあなたたちの区は自衛隊員の災害派遣の展開を拒否するのですか?

命を賭けて日本国民を守る覚悟を有する自衛隊員に対してあまりにも情けない態度である。
関係者の猛省を促す!

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馬鹿丸出しのTBSサンデーモーニング / 石原都知事辞意に対する執拗なバッシングに見える日本的左翼思想


石原都知事

石原都知事が辞職し国政復帰する記者会見を行った後の週末、各メディアの報道に興味を持ち視聴したがTBSの「サンデーモーニング」はホントに馬鹿丸出しでお粗末な内容だった。

もともとサンデーモーニングは過去、現在をも否定し未来像も示さない典型的な日本的左翼思想で構成される番組であり、私は昔から反面教師的な感覚で良く見ていた。

しかし、今回だけは、よくもまあ、これだけのコメンテーターを集めたものだと感心というより呆れてしまった。

そしてこの国難の時期にこれだけの偏向報道ができるものだと今更ながらテレビ局の慇懃無礼、傍弱無人な性格を思い知った。


これがコメンテーターの馬鹿丸出しで不愉快な発言の映像である。




石原都知事辞任記者会見を取り上げた各コメンテーターの発言の要旨、流れを紹介すると、

関口

まず、司会役の関口宏氏が次のように切り出す。「まぁ思い切ったことを言うね、すぐに行動するって雰囲気に見えますから、まぁ人気の高い人なんだと思いますけれどね、こうやって振り返ってみると、功罪何だったんだろう、都知事として。えーまぁ・・排ガスは確かに東京都民にとっては良かったよねぇ。でもその他の事はどうだったんだろうな~、皆さんはどういう風に受け止めてらっしゃいますか。」

浅井

国際政治学者 浅井信雄氏: 石原都知事の尖閣購入問題で日中両国に打撃があり、戦略的互恵関係じゃなくて互損関係になってしまった。 石原都知事が最初に手を付けたことについて、良かったのかというプラスでない評価が出てきている。

関口氏: 「中国とあまり上手くいかないっていう感じはありますね。」

浅井氏: 基本的に嫌いなんでしょうね。その思いがあまりにも強く出ているので、国の最高ポストを任せていいのか疑問がある。

関口氏: 「河野さんは昔からよく御存じだと思います。」

河野洋平

河野洋平氏: (嘲笑して)僕はね、あの辞職の記者会見を聞き、非常に不愉快だった。諸般の事情に鑑みて辞めるって、諸般の事情って一体何なのか? 自分の都合ですよね。もう自分がここが最後のチャンスだと思うから、都知事のほうは辞めて、国政やると言っているように僕には聞こえた。そして、色々仰っるけれども、もう一方的にアレはダメだ。コレはダメだと自分の意に沿わないのはアイツはバカだと。もうどうしてあんな立派な小説を書く方がね、都知事の会見てのはちゃんとした言葉で、ちゃんと相手の立場も考え、自分の主張も冷静に述べるという事が何故できないのか。だから私は、やっぱり人間的に相当欠陥があるんじゃないかという風に、私は思いましたね。


関口氏: 「議員をお辞めになった時はあれは何が原因だったんですかね、国会議員を」

河野氏: あれはつまり、永年勤続25年の表彰を院議を以てするってんで、みんな本会議場に集まっている時に『俺は辞める』とこういうわけですよね。

関口氏: 「あれは何ですか?」

河野氏: あの時の演説を見ると、何やってもみんな上手く行かないから、ダメだと、みんなだらしがないと

岸井氏: 激烈な国会議員批判をやって

河野氏: やりましたね、それで俺はこんな国会なんかいられないと言って辞めたわけですよね。

関口氏: 「でまた出てらっしゃった?」

河野氏: また出てくるんですねぇ(嘲笑) 


西崎

東京大学大学院教授 西崎文子氏: 非常に特徴的だったのは、次は誰ですかと言った時に、猪瀬副知事で十分だと、途中で辞める人が選挙で選ばれるべき後任人事を口に出すのに違和感があり、日本の政治はそうだったのかと暗澹たる気持ちになる。やはり自分は特別という意識が非常に強い方だと思う。

大崎

大崎麻子氏: 政治に求められるリーダーシップを凄く考えさせられた。人の話を聞くのが基本にあるが、見ていると排除的・威圧的で一方的

関口氏: 「でもただそういう物言いをするから人気がある?」

岸井

岸井氏: まぁそうでしょうね。 過激なところがウケるて言いますかね。ハッキリしてるってところがね。今日、たまたま河野さん、我々メディアから言うと、いつも対極なんですよ、石原さんと河野さんがね。

つまり、かつての自民党の中でも、タカ派右が石原さん。左ハト派を代表するのが河野さんってね、そういう 対極的な存在ではありましたけど、

私、今度、新党作ること自体はそう新しいアレじゃないんですよね。出ては消え、出ては消えでずーっと来てて、ここに来て80歳になってやっぱり自分の一生をどう締めくくるかって事を考えられ始められたんじゃないですかね。

やっぱりなかなか今までいろいろやってきたけど上手く行かなかったけども、やっぱり一貫して石原さんが言い続けてきていることは、戦後の日本人はダメになった。日本もダメになった。

このまま沈没する。それは何故かっていうと、アメリカに押し付けられた憲法と日教組の教育だって、こういうとこから始まるんです。で、もうひとつ付け加えると、中央の官庁・中央官僚制度だと、これをぶっ壊したい。変えたい。これでしょうね。

だからそれをまぁ最後の人生かけて国政嫌悪感に戻ってそれをやりたいという事じゃないですか。そのために色んな勢力を結集したい、やれればですけどねぇ。そういう気持ちを持ったんだろうと思いますね。だからそれは尖閣の領土問題が追い風になったり、あるいは息子さんが自民党の総裁選で敗れましたよね。もしあれが総裁にでもなってたらね、色んな事考える。そりゃなかなか出馬ってできなかったと思います。そのへんが吹っ切れたと、いうようなことが重なったんじゃないですか。

関口氏: 「でも、これによって中央政界がね、相当また動きますわね。」

岸井氏: そうですね、動かざるを得ないでしょうね。

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以上が石原都知事辞任会見に対するTBSサンデーモーニングのまさにバッシングの状況である。

よくもまぁ、これだけの低レベルなコメンテーターを集めたものである。

河野洋平氏は石原氏の発言を不愉快とし、石原氏は人間的に相当欠陥があるとまで発言している。

馬鹿丸出しは河野氏で、不愉快になったのはこちらである。

慰安婦問題等で弱腰になっている日本政府を作り出したのはあなたではないか、日本人の自虐史観を助長させた「河野談話」そのものではないか。よくもまあ、抜けぬけとテレビにコメンテーターとして出演し石原氏の人格否定が言えるものだ。

あなたの発言は不愉快極まりなかった。また関口氏の石原バッシングを誘導する司会振りにも嫌悪感を感じた。


更に、風をよむのコナーでは、「保守」について取り上げ、若者2人に「保守ってなんですか?」と質問し、「分からない」と答えるインタビュー結果を放映し、保守と革新について各コメンテーターが訳の分からないコメントを連発していた。


彼らのコメントを総括すると、保守とは現状を守る主義であるのに憲法改正などを主張する。 革新は現状を変える主義なのに憲法維持を主張する。若者たちに訳が分からなくなるのも無理はないというまとめであった。

コメントするのもバカバカらしくなる。

保守と革新、右翼と左翼、日本の切り分けは独特であろう。 保守・右翼は現状の維持と過去への回帰、革新・左翼は現状の否定と改革というスキームにとられている感がする。

これは西洋的なスキームであり日本のスキームとは異なると思う。西洋と日本文化の相違、精神文化の相違等により保守、革新の意味合いも異なってくる。


日本的保守とは力を合わせて向上し明るい未来を築くことが根本的な理念であり、このために過去を学び、その教訓を現在に活かし、そしてより良い未来を築くことであろう。

日本的革新とは左翼そのものであり、過去を否定し、現在も否定する。そして未来像も示さず結果的に未来をも否定する。今回のTBSサンデーモーニングの番組構成はまさに日本的左翼そのものの台本、誘導であった。

今こそ、日本的保守・右翼は健全な日本の中道思想であるとの認識が必要である。

保守・右翼というと軍国主義への回帰という印象をマスコミ、学校教育で刷り込まれているが、要は明治維新から戦後までの日本の歴史を正しく理解し、明治維新後の日本及び先人を誇りに思えるか、戦後捏造された悪役日本軍を信じて自虐史観を維持するかで健全な日本的保守・右翼か全てを否定、破壊するだけの革新・左翼に分かれるのではないかと思う。

十字軍の遠征は、ローマ法王庁の異教徒は人ではないという宣言で始まり、欧米による植民地支配も有色人種は異教徒であり人ではないという認識で行われ、唯一日本だけが有色人種として誇り高い民意を示し、欧米の植民地支配、人種差別に対抗してきた。

日本人として生まれたことに誇りを持ち、すばらしい日本の歴史と精神文化を理解して行動すること、これが日本及び世界の平和と繁栄に通じる唯一の道である。
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テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

国会質疑に見た武士道精神と反日精神 / 中山成彬先生と辻元議員



中山成彬
この写真は3月8日の予算委員会で日本の自虐史観の排除と歴史の捏造を訴えた中山先生の姿である。物静かで理路整然とした発言にまさに武士道精神を感じたのは私だけではなかったと確信する。久し振りに素晴らしい質疑を見た。

反面、後ろに馬鹿面を曝しているのが午前中に従軍慰安婦問題を質問した辻元議員である。彼女は阪神大震災の自衛隊の救援部隊が現場に到着する前に、自衛隊は憲法違反だから自衛隊から救援物資はうけとるなというビラを撒いたことでも有名であり、昨年の衆院選では大阪10区の小選挙区で当然のことながら落選し、比例で復活した議員である。

全く彼女の顔を見るだけで虫唾が走りそうである。このような反日丸出しの議員を当選させる日本国民が存在していることに今更ながら驚いている。

未だに明らかに捏造と良識ある日本人なら誰でも理解している従軍慰安婦問題を辻元先生(?)は性懲りもなく国会の予算審議の場に持ち出し、強制連行について馬鹿丸出しの質問を行っていた。

結果は当然のことながら阿部首相に一蹴された。

ホントに馬鹿丸出しの国会議員である。少なくとも日本を良くしようとする信念の欠片もない国会議員である。


そもそも従軍慰安婦問題の発端は

1983年に吉田清治が『私の戦争犯罪・朝鮮人連行強制記録』の中で「韓国女性を強制連行して慰安婦にした側」の「体験」を創作して発表 したことが契機であったが、
      ↓
1996年に吉田清治の体験談は韓国人によって『嘘』であると暴かれ、本人も『全てフィクションです』と認めたではないか。

しかし、朝日新聞を筆頭にデマに尾ひれが付き、韓国の反日教育と相まって「嘘」が本当のことのように印象付けられてきた。

また、日本の歴代首相も韓国の主張に外交上の配慮して棚上げしたり、河野談話を発表したり、とんでもない対応をしてきた。

冒頭の中山先生は、

「いわゆる従軍慰安婦問題。官憲が介入したと誤解させた最初の記事は平成4年の(朝日新聞の)『慰安所 軍関与示す資料』。

ところがよく見ると、悪徳業者が募集に関与しているようなので注意するようにという通達で、全く逆なんです。

官憲が強制連行したのではなく、当時の朝日新聞の報道では、朝鮮人が日本人の良家の子女を誘拐して満州に売り飛ばした。そして、警察がしっかり仕事をしていたことが分かる。」

「こういうことがずっと蔓延しているのは自民党にも責任ある。歴代の外交が、その場しのぎで、謝ればそれ以上追及しないという言葉に乗せられて、談話等が出された。そのツケが全部いま来ている。

日本人は惻隠の情や、人を騙してはいけないと小さい頃から教えられるが、しかし、騙されるほうが悪いんだと、嘘も100回言えば本当になると、プロパガンダに励んでいる国民もいることを忘れてはいけない。」

「先の戦争は侵略戦争だったと思い込まれているが、1951年、マッカーサーは米国議会の上院の軍事外交委員会で、『日本は米国によって閉じ込められ、資源供給の道を断たれた。日本が戦争を始めた目的は、主として安全保障の必要に迫られてのことだった』と明確に、侵略戦争を否定している。

このマッカーサーの発言を東京都では副読本で使っている。これを全国の公立学校に配布してはどうか」
「教育問題の集中審議をお願いしたい。その時に、朝日新聞の関係者にもぜひ来ていただきたい。」

などと歴史教科書の是正や慰安婦問題などに係る朝日新聞の捏造報道などにも言及された。

まさに同感であり、中山先生のような日本人の国会議員を極力多く誕生させなければ日本の真の復活はあり得ないと確信した。

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日経新聞の春秋記事に愕然!




平成25年4月24日朝刊の1面「春秋」の記事を読み愕然とし怒りで震えた。麻生副総理や国会議員の靖国神社参拝に対して中韓が馬鹿の一つ覚えみたいに騒いでいることに対する日経新聞のコラムである。

・・・・・・・・・・・・日経新聞「春秋」抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・(略)・・・副総理で財務相の麻生太郎さん・・・・・(略)
▼かように注目される大物なのだから、ここは自重する手もあったはずだ。しかし遠慮は美徳ならざるのが麻生流か、春季例大祭にあわせて靖国神社を参拝し、中国や韓国の反発を招いている。

一般閣僚の参拝には批判を控えてきた中韓も、こういう目立つ人を相手に黙っていては自国民に示しがつかないのかも知れない。

▼これだけ諍い(いさかい)のもとになる「靖国」だが、昨日は国会議員168人が集団参拝した。

それぞれに思いはあろうし、麻生さんの振る舞いと同一視することはないけれど、やはり靖国は何かと悩ましい。

日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯合祀の事実はとりわけ重く、昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。

・・・以下略

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
抜粋した記事の前半の内容は、日経新聞が中韓政府を代弁しているかのような表現である。

抜粋記事後半で怒りを覚えるのは、「日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯合祀の事実はとりわけ重く、昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。」というコメントである。

先日の中山斉彬国会議員の国会質問がネット世界では大炎上し、マスコミによる偏向報道の事実が広く暴露され、ネットで様々な事実が拡散され

日本もようやく自虐史観から脱皮できると思った矢先の日経新聞の「日本を破滅の淵に追いやったA級戦犯」と「昭和天皇もそれゆえに参拝を避けられるようになった。」とのコメントには今更ながら呆れる。

日本経済新聞社が設置した「富田メモ研究委員会」の不可解な結論付を引きずり未だに天皇が靖国参拝をされなくなったのは「A級戦犯合祀」が原因と主張している。

天皇が靖国参拝をされなくなったのは1978年のA級戦犯合祀の3年前の1975年からであり、この頃何があったかというと、「私的参拝」「公的参拝」論争です。

1975年、三木武夫首相が,戦後の首相としては初めて,終戦記念日に靖国神社を参拝しました。

この時,政教分離の原則に反するのではないかとの議論になり三木首相は「私的参拝である。」と言い切っています。

このとき私的参拝四原則と掲げたのが次の4項目です。

1 公用車を使用しない。(実際にタクシーで行かれた)
2 玉串料は私費から支出する。
3 記帳する際には肩書きを書かない。
4 公職者を随行しない。

この1975年の11月21日に昭和天皇は靖国神社と千鳥が淵戦没者墓苑に参拝しておられます。

この両陛下の参拝に際して国会で両陛下の参拝は私的参拝か公式参拝かと議論になっています。

天皇がなさる行事は全て公式行事であるため、私的参拝はあり得ず天皇自ら参拝すると国会で論争が起こる。

そのような状況下で天皇陛下がが靖国神社に参拝される訳がない。・・・これが普通の日本人が受け入れる自然な感覚ではないですか。

政教分離とか私的・公的参拝とか日本の伝統的な文化、精神構造を否定しようとする力に対しては断固と立ち向かおう。
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ホントに情けない白ける民主党・野党議員 / 参院環境委員会川口委員長の解任


川口議員

参議院環境委員会川口順子委員長が解任された。

国会の了承を得ないまま中国訪問の滞在期間を延長し、参院環境委員会が中止になったことを受けて、民主党など野党が委員長の職責の放棄という理由で解任決議案を提出し、5月9日の参院本会議で可決された。

野党は川口氏が渡航許可のルールを無視したことを主張し、自民党は、滞在の延長は中国政府の要人と会談するためで国益にかなっており野党が延長を認めなかったことが問題としている。


それにしても民主党は何を考えているのか?

夏の参院選に向けてのパフォーマンスとしか思えない!

相変わらず日本の国益を害する行動しかとらない。

どこかの火病の騒ぎに相通じる態度に呆れてしまう。

マスメディアの報道も川口氏が一方的に委員会を欠席したような報道になっている。

しかしながら、ネットの世界では野党の対応に非難の声が炎上している。

野党の国会議員の先生方の資質は国政に携わる政治家としては完全に失格である。
このような方たちは次の参院選で表舞台から去ってもらわなければならない。

ホントに馬鹿じゃねーの!

川口委員長は遊びに行ったわけじゃないし、民主党政権時代に中国につけ上がらせ、壊した日中関係を改善しようと誰が考えても国政の政治家として誠心誠意行動しておられるではないか!

川口は自身のブログで以下のように経緯を説明しておられる。

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平成25年5月2日
中国渡航に関する経緯

参議院 環境委員長
川口順子

このたびの私、参議院環境委員長川口順子の中国出張に関し、参議院議院運営委員会決定と異なる形の滞在延長となり、議院運営委員会及び環境委員会の皆様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことについて、深く陳謝申し上げます。本件の経緯は以下の通りです。

1.私は「アジア平和・和解評議会」(APRC、Asia Peace and Reconciliation Council)の発起人の一人として、このたび、中国外交部の外郭団体である中華人民外交学会の招聘により、楊潔篪国務委員(外交担当、前外交部長)及び王毅外交部長との会談のため、中国を訪問しました。なお、「アジア平和・和解評議会」は、アジアの平和と和解に関心を持つ22名の元元首、元外務大臣等が発起人となって設立した組織であり、”silent diplomacy”(静かな外交)による問題解決を目指しています。(会長はスラキアット元タイ外務大臣、事務局は在タイ)今回訪問への主たる参加者は、スラキアット元タイ外務大臣、アジズ元パキスタン首相、デヴィッド・ケネディハーバード大学法学部教授及び川口ほか7名でした。

2.私は参議院環境委員会委員長であり、「国会開会中における常任委員長及び特別委員長の海外渡航に関する申し合わせ」により、海外渡航は自粛するとされていることから、本件出張については、議院運営委員会理事会の決定により、23日から25日の出張を一日短縮し、24日中に帰国する形で出張をお認めいただきました。このことについては委員長及び議院運営委員会の各位に御礼を申し上げます。

3.しかしながら、23日の私の北京到着時点では、会談の日程は24日及び25日の両日に予定されること以外は未確定でした。24日朝の打ち合わせ時点で、(1)王毅外交部長は四川省地震対策のため会談をキャンセルし、また変更の結果、代わりに程国平副部長が24日午前に会うこと、(2)24日午後に、中国外交政策について、政権に大きな影響力を持つ外交関係シンクタンク幹部(中華人民外交学会、社会科学院日本研究所、中国アジア太平洋学会、中国国際問題研究所、中国改革開放フォーラム)との会議が設定され、そのテーマが先方の決定として「中国の外交政策と近隣諸国」となったこと(3)楊潔篪国務委員との会談が25日午前になること、等が判明・確定しました。ちなみに、楊潔篪国務委員は、外交部長から国務委員(外交担当)に昇格後日本人とは誰にも会っていませんでした。

4.24日中に帰国するためには、24日14時半には北京市内を出発する必要があり、そのためには、上記日程の(2)および(3)に出席することは不可能となります。

5.他方で、尖閣諸島をめぐっての日中間の緊張の高まり、及び23日の国会議員による靖国神社参拝などから、一連の会談において、このテーマが大きなウエイトを占めることは容易に想像されました。日本人が一人もいない状況で、本件に関し中国側が偏った意見を提起する事態を避けることが我が国の国益であり、また、中国の外交政策決定当事者であり旧知の楊潔篪国務委員及び外交政策に関し政権に提言をする立場のシンクタンク幹部と本件に関し直接に十分な議論・反論を行い、現在対話がほぼ途絶えている状態の中国側に対し、我が国の考え方を伝えるとともに理解を慫慂することも国益上必須と考えました。

6.結果的には、楊潔篪国務委員との会談は時間を節約するために、先方が途中から通訳なしの英語の会談に変更し、また、シンクタンク関係者との会談は、予定時間をはるかにオーバーし、同時通訳を活用してもなお3時間を越えました。討議の6ないし7割が日中関係でした。日本の対中政策を十分に説明できたと考えております。同行のデビッド・ケネディ教授から、シンクタンク幹部との会談に関し、「あなたは、日本の立場を十分に守ったし、なおかつ、建設的に解決策についても議論し、良い会談だった。」とのコメントをいただきました。

7.我が国の主権と領土を守る国益を果たすために北京に残るべきか、それとも、環境委員長としての職責を果たすために午後早々に空港に向かうべきか、大変悩みました。どちらの国益も重要であります。私は、環境委員長としての職責に対する責任は、議院運営委員会において各会派のご理解を頂き、滞在を延長していただくか、あるいは、国会の規定に従って代理によって対応することを認めていただくことで、曲がりなりにも果たすことができると考え、滞在を一日延長することについて、24日朝、自由民主党の判断を仰ぎ、議院運営委員会に延長の手続きを取っていただきました。

8.結果的には時間切れとなり、議院運営委員会決定と異なる形の滞在延長となりました。この点について、議院運営委員会及び環境委員会に多大なご迷惑をおかけしたことについては、深く陳謝申し上げます。しかしながら、我が国の政治家として主権と領土を守る国益に背中を向けることができなかったことが、今回の私の行動の理由であったことについて、ご理解いただきたいと考える次第です。

以上
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呆れて情ない民主党、野党議員! あなたたちは政治家としての使命を認識しているのか?

ホントに情ない!

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橋下徹大阪市長の慰安婦発言問題について / 日本主婦連合会の東瀬幸枝会長の発言に共感


先週の週末は橋下徹市長の沖縄での慰安婦発言問題でマスコミが大騒ぎしていた。

何で大騒ぎしなければならないのか?
橋下市長の言っていることは正論ではないですか?

橋下市長はテレビの報道番組に積極的に出演して持論を展開していた。各局のコメンターとのやり取りでは全く勝負にならなかった。

今回の橋下発言に関しての報道についてまともな新聞は産経新聞だけであった。
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橋下慰安婦発言 「言うべきこと言ってくれた」(産経新聞)
2013.5.17 08:01[歴史認識]
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が13日、戦時の慰安婦について「当時は軍の規律を守るため必要だった。世界各国が持っていた」などと発言。これに「どこが問題なのか」(大阪市城東区の78歳男性)▽「戦争とはそういうものだった」(千葉市、50代男性)▽「よく言ってくれた。言うべきことは言わないとダメですよ」(茨城県、60歳女性)など賛同の声。半面「女性を侮辱しており、怒りが収まらない」(78歳女性)など批判もありました。

 一方で「慰安婦がなければ現地調達になってしまうことは明らか」(名古屋市の60歳男性)の指摘。ベトナム戦争の韓国兵がベトナム女性に強姦(ごうかん)などを繰り返し、残された子供「ライダイハン」は数千から数万人。「韓国は慰安婦の被害を言うのなら、ベトナム戦争時の自らの加害にも言及しないといけない」(同65歳男性)の声も
米国の一部で慰安婦を「性奴隷」と批判していることに「日本に進駐した際、米軍の要請もあり米兵相手の女性を業者が集めた。米国も同じことをやったのだ」(千葉県市川市の76歳男性)▽「戦後あちこちで米兵の子供が生まれ、多くが捨てられた。相手をした日本女性は泣きながら我慢し、何も言わなかった。日本を批判するなら米軍の行為も問題にすべきです」(横浜市の80歳女性)という反論。東京都の61歳男性は「慰安婦や風俗が必要悪であることは誰もが知っているが、橋下市長は立場や時機を考えねばならない。ただし『従軍』という点がでっち上げであることは明白。日本は史実を踏まえ正々堂々と外交をすべきだ」と指摘しています。

 6日付「美しき勁(つよ)き国へ」で櫻井よしこさんが、長崎県福江島の玉之浦湾に荒天避難を理由に多数の中国漁船団がたびたび集結していることを警告。「1日に100隻以上が集結するとはがくぜんとした。何もせず放置すれば中国は今後も大挙して集結させる。抜本的な対策を講じるべきだ」と、大阪府枚方市の82歳女性からお手紙をいただきました。(5月8~14日の意見)
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また、ネットの情報によると、日本主婦連合会の東瀬幸枝会長は、戦時体験ある女性として、全面的に橋下徹氏の発言を支持すると次のように表明したそうである。
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「戦後進駐軍が今里新地に徘徊していた頃、私たち大阪の主婦は命がけで働いていた。

しかし怠惰な各国人女性達は米兵と夜な夜な遊び狂い、せしめた物品を高額な金額で売りさばき遊興していた。
戦時中も戦後も、生きるために、お金を得る方法はいろいろでした…表向きの理由は別にしても…

戦時中も戦後も、各国、米国も日本国も、すべてが異常な状況にありました。それが戦争です。
だから事実を直視して、各国女性も米国も、真摯な反省で、戦争回避の道をさがす事が大切なのではないでしょうか?

日本維新の会の橋下徹さんの一連の発言や会見内容は、
何の問題も何の嘘も間違いもありません。はっきり申し上げて、もっと言いたい事はいくらでもあります。

一部の異常な女性団体の発言やデモは不勉強極りない失礼な行動です。どうぞ、国民の皆様は、戦争体験者の実体験からくる真実を知って下さい。

そして、橋下徹さんの…国民を守る為の発言、戦争を防ぐ為の発言、不運に巻き込まれた女性の名誉の為の発言
現在も必要な軍隊の維持方法の為の現実的な提案発言女性達が今後に不幸に巻き込まれる事の無いように~との思いやり発言
頑張る橋下徹さんの真実を、しっかり学んで下さい。

戦時中も戦後も、女性でも、生きる為の糧を得る方法はいろいろでした…私たちは必死で真面目に働き抜いてきたのです!
民主党共産党社会党の女性議員は、もっと勉強して下さい。」

2013.05.17 17時50分
日本主婦連合会
会長 東瀬 幸枝
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今回の橋下発言が戦後日本の自虐史観の払拭につながれば良いが!
いづれにしても、今回の橋下発言は戦後の占領政策による「日本悪玉論」に一石を投じてくれたのは間違いない。

ネット時代を迎えて、マスコミの横暴が悉く暴かれるようになった昨今、日本人が誇りと自信を取り戻す好機である。
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橋下大阪市長発言に思う / 橋下徹氏:「私の認識と見解」 日本語版全文



橋下市長記者会見
橋下大阪市長がぶら下がり会見で発言した「慰安婦問題」及び「風俗業」活用について週末のマスコミは橋下批判の大キャンペーンを張っていた。

橋下市長は積極的に土日の報道番組に出演し自己の考えを主張していた。

今回の騒動で維新の会に大逆風が吹き始め支持率も大幅に低下したと報じられているが、どこまで事実か最近はマスコミの報道を鵜呑みにできなくなった。

マスコミの意図的な偏向報道はインターネットの世界でその嘘や捏造が悉く暴かれ、馬鹿なコメンター達もテレビでの発言がインターネット社会で忽ち評価されていることを理解してきたのか、視聴者を騙したり洗脳するのはもうヤバイ、と感じているのを彼らの表情から読み取ることができた。

多くの在日による国内犯罪をNHKは日本人名の通名で報道していたが、ここ最近になって本名の韓国名や中国名で報道するようになった。

日本人が犯したという犯罪ニュースがNHK流れたらすぐにネットで犯人は在日の〇×、NHKは在日の犯罪を隠している。とネットが炎上する。

私のこの拙ブログでも1日に1000人前後のアクセスがある。

リピーターが多いと思うがそれでも1か月に3万件前後のアクセスがあることになる。
私のブログなんて1~2週間に1記事程度のレベルの低いブログでもそうです。

ましてブログランキングで1、2位の素晴らしいブログは月に100万人以上の読者をもっておられるだろう。

週刊文春の月の発行部数は100万部には達していないから、これを見るだけでもネットの力は大きい。

日本人の戦後の自虐史観、GHQの占領政策、朝鮮進駐軍と呼称した人々の蛮行、等々、ネット世界ではそれらの真実が暴露されており、20代30代の若者の間では常識となっている。

今回の橋下市長の発言の一部を切り取り、橋下バッシングを行うマスコミにはホントに呆れる。自国の国益に反する報道をするマスコミが多く存在する国は日本だけであろう。

橋下市長は敗戦国として受け入れた侵略についてはこれを認めなければならないと言われているが、これには反対である。その他は橋下発言におかしいところは何一つない。
マスコミは何故これを外交問題にまで発展させるのか? 

マスコミが火をつけておいて、今回は米国、ヨーロッパの国々も反発していると報道し、橋下バッシングを行っている。

日本人の自虐史観に対する疑念と反発の動きに対しては米国等が反発するのは当然ではないか。

大東亜戦争は侵略戦争ではない。
追い詰められ逃げ場のない自衛戦争であり、白人の植民地として人間として扱われていなかったアジア諸国の独立解放が目的の戦争であった。今やこれらの根拠、証明はネット世界では常識となっている。

相変わらずペンの力が最大と思っているマスコミ界の風潮は変わっていない。このままでは大方のマスコミ各社は消滅していくという危機感も全くないマスコミに対しては憐みすら感じる。

多少長くなるが、橋下市長の釈明文について全文を掲載する。

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私の認識と見解
2013年5月27日
橋下徹
■私の拠(よ)って立つ理念と価値観について
 まず、私の政治家としての基本的な理念、そして一人の人間としての価値観について、お話ししたいと思います。
 いわゆる「慰安婦」問題に関する私の発言をめぐってなされた一連の報道において、発言の一部が文脈から切り離され、断片のみが伝えられることによって、本来の私の理念や価値観とは正反対の人物像・政治家像が流布してしまっていることが、この上なく残念です。
 私は、21世紀の人類が到達した普遍的価値、すなわち、基本的人権、自由と平等、民主主義の理念を最も重視しています。また、憲法の本質は、恣意(しい)に流れがちな国家権力を拘束する法の支配によって、国民の自由と権利を保障することに眼目があると考えており、極めてオーソドックスな立憲主義の立場を採(と)る者です。
 大阪府知事及び大阪市長としての行政の実績は、こうした理念と価値観に支えられています。また、私の政治活動に伴って憲法をはじめとする様々(さまざま)なイシューについて公にしてきた私の見解を確認いただければ、今私の申し上げていることを裏付けるものであることをご理解いただけると信じております。今後も、政治家としての行動と発言を通じて、以上のような理念と価値観を体現し続けていくつもりです。
 こうした私の思想信条において、女性の尊厳は、基本的人権において欠くべからざる要素であり、これについて私の本意とは正反対の受け止め方、すなわち女性蔑視である等の報道が続いたことは、痛恨の極みであります。私は、疑問の余地なく、女性の尊厳を大切にしています。
■いわゆる「慰安婦」問題に関する発言について
 以上の私の理念に照らせば、第二次世界大戦前から大戦中にかけて、日本兵が「慰安婦」を利用したことは、女性の尊厳と人権を蹂躙(じゅうりん)する、決して許されないものであることはいうまでもありません。かつての日本兵が利用した慰安婦には、韓国・朝鮮の方々のみならず、多くの日本人も含まれていました。慰安婦の方々が被った苦痛、そして深く傷つけられた慰安婦の方々のお気持ちは、筆舌につくしがたいものであることを私は認識しております
日本は過去の過ちを真摯(しんし)に反省し、慰安婦の方々には誠実な謝罪とお詫(わ)びを行うとともに、未来においてこのような悲劇を二度と繰り返さない決意をしなければなりません。
 私は、女性の尊厳と人権を今日の世界の普遍的価値の一つとして重視しており、慰安婦の利用を容認したことはこれまで一度もありません。私の発言の一部が切り取られ、私の真意と正反対の意味を持った発言とする報道が世界中を駆け巡ったことは、極めて遺憾です。以下に、私の真意を改めて説明いたします。
 かつて日本兵が女性の人権を蹂躙したことについては痛切に反省し、慰安婦の方々には謝罪しなければなりません。同様に、日本以外の少なからぬ国々の兵士も女性の人権を蹂躙した事実について、各国もまた真摯に向き合わなければならないと訴えたかったのです。あたかも日本だけに特有の問題であったかのように日本だけを非難し、日本以外の国々の兵士による女性の尊厳の蹂躙について口を閉ざすのはフェアな態度ではありませんし、女性の人権を尊重する世界をめざすために世界が直視しなければならない過去の過ちを葬り去ることになります。戦場の性の問題は、旧日本軍だけが抱えた問題ではありません。第二次世界大戦中のアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、ドイツ軍、旧ソ連軍その他の軍においても、そして朝鮮戦争やベトナム戦争における韓国軍においても、この問題は存在しました。
 このような歴史的文脈において、「戦時においては」「世界各国の軍が」女性を必要としていたのではないかと発言したところ、「私自身が」必要と考える、「私が」容認していると誤報されてしまいました。
 戦場において、世界各国の兵士が女性を性の対象として利用してきたことは厳然たる歴史的事実です。女性の人権を尊重する視点では公娼(こうしょう)、私娼(ししょう)、軍の関与の有無は関係ありません。性の対象として女性を利用する行為そのものが女性の尊厳を蹂躙する行為です。また、占領地や紛争地域における兵士による市民に対する強姦(ごうかん)が許されざる蛮行であることは言うまでもありません。
 誤解しないで頂きたいのは、旧日本兵の慰安婦問題を相対化しようとか、ましてや正当化しようという意図は毛頭ありません。他国の兵士がどうであろうとも、旧日本兵による女性の尊厳の蹂躙が決して許されるものではないことに変わりありません。
私の発言の真意は、兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題が旧日本軍のみに特有の問題であったかのように世界で報じられ、それが世界の常識と化すことによって、過去の歴史のみならず今日においても根絶されていない兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題の真実に光が当たらないことは、日本のみならず世界にとってプラスにならない、という一点であります。私が言いたかったことは、日本は自らの過去の過ちを直視し、決して正当化してはならないことを大前提としつつ、世界各国もsex slaves、sex slaveryというレッテルを貼って日本だけを非難することで終わってはならないということです。
 もし、日本だけが非難される理由が、戦時中、国家の意思として女性を拉致した、国家の意思として女性を売買したということにあるのであれば、それは事実と異なります。
 過去、そして現在の兵士による女性の尊厳の蹂躙について、良識ある諸国民の中から声が挙がることを期待するものでありますが、日本人が声を挙げてはいけない理由はないと思います。日本人は、旧日本兵が慰安婦を利用したことを直視し、真摯に反省、謝罪すべき立場にあるがゆえに、今日も根絶されていない兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題に立ち向かう責務があり、同じ問題を抱える諸国民と共により良い未来に向かわなければなりません。
 21世紀の今日、女性の尊厳と人権は、世界各国が共有する普遍的価値の一つとして、確固たる位置を得るに至っています。これは、人類が達成した大きな進歩であります。しかし、現実の世界において、兵士による女性の尊厳の蹂躙が根絶されたわけではありません。私は、未来に向けて、女性の人権を尊重する世界をめざしていきたい。しかし、未来を語るには、過去そして現在を直視しなければなりません。日本を含む世界各国は、過去の戦地において自国兵士が行った女性に対する人権蹂躙行為を直視し、世界の諸国と諸国民が共に手を携え、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう決意するとともに、今日の世界各地の紛争地域において危機に瀕(ひん)する女性の尊厳を守るために取り組み、未来に向けて女性の人権が尊重される世界を作っていくべきだと考えます。
日本は過去の過ちを直視し、徹底して反省しなければなりません。正当化は許されません。それを大前提とした上で、世界各国も、戦場の性の問題について、自らの問題として過去を直視してもらいたいのです。本年4月にはロンドンにおいてG8外相会合が「紛争下の性的暴力防止に関する閣僚宣言」に合意しました。この成果を基盤として、6月に英国北アイルランドのロック・アーンで開催予定のG8サミットが、旧日本兵を含む世界各国の兵士が性の対象として女性をどのように利用していたのかを検証し、過去の過ちを直視し反省するとともに、理想の未来をめざして、今日の問題解決に協働して取り組む場となることを期待します。
■在日アメリカ軍司令官に対する発言について
 また、沖縄にある在日アメリカ軍基地を訪問した際、司令官に対し、在日アメリカ軍兵士の性犯罪を抑止するために風俗営業の利用を進言したという報道もありました。これは私の真意ではありません。私の真意は、一部の在日アメリカ軍兵士による犯罪を抑止し、より強固な日米同盟と日米の信頼関係を築くことです。一部の在日アメリカ軍兵士による犯罪被害に苦しむ沖縄の問題を解決したいとの思いが強すぎて、誤解を招く不適切な発言をしてしまいましたが、私の真意を、以下に説明いたします。
 日本の安全保障にとって、米国との同盟関係は最も重要な基盤であり、在日アメリカ軍の多大な貢献には、本当に感謝しています。
 しかしながら、多くの在日アメリカ軍基地がある沖縄では、一部の心無いアメリカ軍兵士によって、日本人の女性や子どもに対する性犯罪など重大な犯罪が繰り返されています。こうした事件が起きる度に、在日アメリカ軍では、規律の保持と綱紀粛正が叫ばれ、再発防止策をとることを日本国民に誓いますが、在日アメリカ軍兵士による犯罪は絶えることがありません。同じことの繰り返しです。
 私は、日本の外交において日米同盟を重視し、在日アメリカ軍の日本への貢献を大いに評価しています。しかし、人権を蹂躙され続ける沖縄県民の怒りは沸点に達しているのです。在日アメリカ軍兵士による犯罪被害に苦しむ沖縄の現状をアメリカに訴え、何としてでも改善してもらいたい、という強い思いを持っております。
. アメリカ軍内部において性暴力が多発し、その統制がとれていないことが最近、アメリカで話題となっています。オバマ大統領もアメリカ軍の自己統制の弱さに相当な危機感を抱き、すぐに効果の出る策はないとしつつ、アメリカ軍に綱紀粛正を徹底するよう指示したとの報道がありました。
 このような状況において、私は強い危機感から、在日アメリカ軍司令官に対して、あらゆる対応策の一つとして、「日本で法律上認められている風俗営業」を利用するということも考えるべきではないかと発言しました。すぐに効果の出る策はないとしても、それでも沖縄の現状を放置するわけにはいきません。私の強い危機感から、ありとあらゆる手段を使ってでも、一部の心無い在日アメリカ軍兵士をしっかりとコントロールして欲しい、そのような強い思いを述べる際、「日本で法律上認められている風俗営業」という言葉を使ってしまいました。この表現が翻訳されて、日本の法律で認められていない売春・買春を勧めたとの誤報につながりました。さらに合法であれば道徳的には問題がないというようにも誤解をされました。合法であっても、女性の尊厳を貶(おとし)める可能性もあり、その点については予防しなければならないことはもちろんのことです。
 今回の私の発言は、アメリカ軍のみならずアメリカ国民を侮辱することにも繋(つな)がる不適切な表現でしたので、この表現は撤回するとともにお詫び申し上げます。この謝罪をアメリカ軍とアメリカ国民の皆様が受け入れて下さいます事、そして日本とアメリカが今後とも強い信頼関係を築いていけることを願います。
 私の真意は、多くの在日アメリカ軍兵士は一生懸命誠実に職務を遂行してくれていますが、一部の心無い兵士の犯罪によって、日米の信頼関係が崩れることのないよう、在日アメリカ軍の綱紀粛正を徹底してもらいたい、という点にあります。その思いが強すぎて、不適切な表現を使ってしまいました。
 アメリカは、世界で最も人権意識の高い国の一つです。そして、人権は世界普遍の価値です。アメリカ国民の人権と同じように、沖縄県民の基本的人権が尊重されるよう、アメリカ軍が本気になって沖縄での犯罪抑止のための実効性ある取り組みを開始することを切に望みます。
日本と韓国の関係は現在厳しい状況にあると言われています。その根底には、慰安婦問題と竹島をめぐる領土問題があります。
 日本と韓国は、自由、民主主義、人権、法の支配などの価値観を共有する隣国として、重要なパートナー関係にあります。日韓の緊密な関係は、東アジアの安定と繁栄のためだけでなく、世界の安定と繁栄のためにも寄与するものと信じています。
 現在、元慰安婦の一部の方は、日本政府に対して、国家補償を求めています。
 しかし、1965年の日韓基本条約と「日韓請求権並びに経済協力協定」において、日本と韓国の間の法的な請求権(個人的請求権も含めて)の問題は完全かつ最終的に解決されました。
 日本は、韓国との間の法的請求権問題が最終解決した後においても、元慰安婦の方々へ責任を果たすために、国民からの寄付を募り1995年に「女性のためのアジア平和国民基金(略称アジア女性基金)」を設立し、元慰安婦の方々に償い金をお渡ししました。
 このアジア女性基金を通じた日本の責任を果たす行為は、国際社会でも評価を受けております。国連人権委員会へ提出されたレポートもアジア女性基金を通じての日本の道義的責任を歓迎しています。また国連人権高等弁務官であったメアリーロビンソンさんも基金を評価しています。
 しかし、残念ながら、元慰安婦の一部の方は、このアジア女性基金による償い金の受領を拒んでおります。
 日本は過去の過ちを直視し、反省とお詫びをしつつも、1965年に請求権問題を最終解決した日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定も重視しております。
日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定を前提としつつ、元慰安婦の方々の心に響く償いをするにはどのようにすればいいのかは大変難しい問題です。韓国政府は最近、日韓基本条約とともに締結された「日韓請求権並びに経済協力協定」における元慰安婦の日本政府への請求権の存否の解釈が未解決だと主張しております。韓国も法の支配を重んじる国でしょうから、日韓基本条約と日韓請求権並びに経済協力協定という国際ルールの重さを十分に認識して頂いて、それでも納得できないというのであれば、韓国政府自身が日韓請求権並びに経済協力協定の解釈について国際司法裁判所等に訴え出るしかないのではないでしょうか? その際には、竹島をめぐる領土問題も含めて、法の支配に基づき、国際司法裁判所等での解決を望みます。
 私は、憎しみと怒りをぶつけ合うだけでは何も解決することはできないと思います。元慰安婦の方の苦しみを理解しつつ、日韓お互いに尊敬と敬意の念を持ちながら、法に基づいた冷静な議論を踏まえ、国際司法裁判所等の法に基づいた解決に委ねるしかないと考えております。
 法の支配によって、真に日韓関係が改善されるよう、私も微力を尽くしていきたいと思います。
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NHK籾井勝人会長の慰安婦問題発言は正論!




NHKの籾井勝人会長が1月25日の就任会見で従軍慰安婦問題について「どこの国にもあった。」と発言されたことをめぐり相変わらずの馬鹿騒ぎ状態である。

下の動画を見て下さい。



何が問題ですか?

全く正論で、誠意すら感じる発言ではないですか?

質問している記者のスタンスと馬鹿さ加減が良く分る。

日本を悪く言うとマスコミは叩かないが、

日本はいい国だと言うとマスコミに叩かれる。と良く言われるのが、

都知事選候補の田母神氏である。

TBSの報道番組関連のコメンター始め、多くのマスコミが問題だ問題だと騒いでいる。

マスコミ各社の報道方針、煽動方針に従ってコメントをしなければならないコメンテーターの顔を見るとホントに哀れを感じる。

また、あの××政党は国会で追及する予定という。

全く日本はどうなっているのか? 呆れるばかりだ!


ネットを使いこなし、無数の情報の中から真実を的確に選別する能力を有する20代30代の若者達のパワーが近い将来マスごゴミを席巻するだろう。




以下は動画の慰安婦問題に関する書き起こし文です。

記者
慰安婦問題については会長ご自身はどのようにお考えでしょうか?

会長
ちょっとコメント控えてはダメですか、あのー、いわゆるね。

そういうふうな戦時慰安婦ですよね。えー、戦時だからいいとか悪いとか。
言うつもりは毛頭無いんですが、まあこの辺の問題は皆さんよく御存じでしょう。
どこの国にもあったことですよね。違います?


記者
私に質問してるんですか?
えっとーじゃあ籾井会長がそしたらじゃあ、改めてもう少しお考えすることがあれば、
あの、お尋ねしたいと思います。

会長
まー、こっちから質問ですけど。韓国だけにあったことだとお思いですか?

記者
いやいや、全て、どこの国でもって言うと全ての国という風に捉えられるんですけれども

会長
いやいや戦争地域ってことですよ。

記者
何か証拠があっていくつかの国でそういう場合でしょうか。いや全ての国って言うと、
そのいくつかの国でそういうことがあるという風には・・・と思うんですけども

会長
まーこの問題はこれ以上深入りするの止めたいと思います。いいですか?
慰安婦そのものは言いか悪いかと言われれば今のモラルでは悪いんです。
じゃあ従軍慰安婦はどうだったかと言われるとその時の現実としてあったと言う事なんですよ。
私は慰安婦はいいとは言ってない。

記者
いやあ、もちろんわかります。わかるけどもその・・・

会長
ただし、事は二つに分けないと話はややこしいですよ。

記者
もちろんわかってるんですけども・・・

会長
じゃあ本当に従軍慰安婦がね、韓国だけにあって他になかったという証拠がありますか?

記者
いやだから(笑)、他の国にもあったことと、
どこの国にもあったということは結構違うと思うんですけども。

会長
いやいやそんな言葉尻に捉えても駄目ですよ。
そんなのはねーあんたじゃあ行って調べてみなさいよ。あったはずですよ。
あったんですよ現実に。

記者
(笑)どこの国?

会長
無いと言う証拠もないでしょ?議論するつもりはないけど。やっぱそれでね~
やっぱり従軍慰安婦の問題をいろいろ云々されると、ですね~やっぱりこれは
ちょっとおかしいんじゃないかと気がします。私別に従軍慰安婦はいいと言ってないですよー。

記者
わかってますよ。もちろんわかってますよ。

会長
しかしどう思われます?日本だけがやってたようなこと言われて。

記者
いや(笑)まあようするに他の国でもあったってことは
ちょっとどこの国でもあったっていうのは

会長
戦争をしてるどこの国にもあったでしょうってということですよ。
じゃあドイツにありませんでしたか?フランスにありませんでしたか?そんなことないでしょう。
ヨーロッパはどこだってあったでしょう。じゃあなぜオランダに今頃まだ飾り窓があるんですか。

記者
・・・・・わかりました。はい(笑)

会長
議論するつもりはありませんが、は私は何処でもあったといったのは、
世界中くまなくどこにでもあったということでは言ってるんじゃなくて、
戦争してるところにはだいたいそういうものは付き物だったわけですよ。

という証拠があるのかと言われたけど、逆に僕はね、
なかったと言う証拠はどこにあるんだと、聞きたいくらいね。

だからねこの問題はね。僕が一番不満なのは、韓国でやってることが一番不満なのは、
ここまでは言うのは会長としてはいい出すぎですから会長の職はさておき。さておきですよ、
これは忘れないでくださいね。

あのー韓国が日本だけが強制連行したみたいなこと言ってるから話がややこしいんですよ。ねー、だからお金よこせと言ってるわけですよ。補償しろと言ってるわけですよ。

しかしそういうことは全て日韓条約で全部解決してるわけですよ、国際的には、
解決してるんですよ。それをなぜ蒸し返されるんですか。おかしいでしょ。
と思いますよ、僕は。

記者
今んとこですけど、会長としての職はさておいてって言いますけど!
ここ会長会見の場なんで!

会長
失礼しました。じゃあ今全部取り消します。

記者
いやいやもう取り消せないですよ、もうおっしゃたら!

会長
あれだけしつこく質問されたから私は答えなきゃいかんとって答えましたが、
会長としては答えられませんので会長はさておきとこう言ったわけですよ。

で、それが会長会見だって、だから取り消しますとこう言ったら取り消せないとおっしゃたら、
じゃあ私のさておきはどうなるんですか?

そんなこと言ったらまともな会話ができないじゃないですか、あーそれノーコメントです
ノーコメントですって言ってたらそれで済んじゃうんじゃないですか?
それでよろしいんでしょうか?いいんならいいんですよ今後。

記者
あのー確認ですけれども、まーいずれにしても先ほどのお話はですね
会長の個人的見解だと思うんですが。だとしてもですね。

だとしても個人的見解だとするとそうしたお考えとNHKの番組に関して、
そのいわゆる編集権をですね。編集の責任者という部分もあるのでNHKの番組に対して
そうしたご自身のお考えを、なんらかの形でですね反映させたりしたいと、いう思いが
あるのかないのかそこを明確におっしゃることは、すごく大事なんだと思うんですけども。

会長
何度も申しておりますが、我々の放送に対する判断は全部放送法にのっとっておりますから、
えー私がどういう考えであろうがなかろうが全部放送法に基づいて判断をします。
ということです。

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